お風呂は何年生まで一緒?お風呂教育とは | 「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

幼少期・思春期・成人・夫婦、人生を豊かにする性について真面目に考えます。
夫婦にとって性は何よりも大切ですが、知識がないばかりにセックスレスになったりスキンシップがうまく取れない悲しい現実も…。正しく理解し、生涯楽しんでいきましょう。

こんにちは、日本結婚教育協会相談員 今枝朱美です。

 

お風呂は何年生まで親子一緒に入りますか?

父と息子、母と娘なら何歳でも一緒に入ってかまいませんが、異性の親子ならば小学校低学年までにしてください。

幼稚園から小学2年生までの間にお風呂の入り方(+からだを清潔にすること)を教えます。

 

替えのパンツを準備すること、服は脱衣場で脱ぐこと、しっかりかけ湯をしてから浴槽に入ること、冬は温まること。

からだを石鹸で洗い、シャンプーもして、しっかり洗い流すこと。

 

男の子はおちんちんの皮をそっと下にさげ、泡立てた石鹸でそっと洗い、よーく洗い流してから皮を元に戻しておくこと。(小さいころから親が痛くない程度に無理しないで少しづつ皮を下にさげ洗うことをします。あくまでも清潔にすることが目的ですので無理をしないように。完全に皮をむくことには医者でも賛否両論あり)

 

女の子は泡立てた石鹸を手に取りおちんちんのワレメの中までよく洗い、石鹸がぬるぬるしなくなるまでよーく洗い流すこと。(膣の中まで指を入れ石鹸で洗ってはいけません)

 

脱衣場でからだを拭いて、パンツをはく(プライベートゾーンをかくす)ところまでできて、ひとりでお風呂に入れると言えます。

 

一緒にお風呂に入るこの時期までに、おとなと子どものからだの違いも自然に教えます。

大人になるとおっぱいやおちんちんが大きくなること、毛が生えてくることはもちろん、お父さんは肩幅が広くたくましいこと、お母さんはお尻が大きく肌がやわらかいことも素敵なことです。

 

思春期になって急に「一人で入りなさい」ではなく、低学年のうちから自分のことは自分でできるように教えることは親の役目です。

 

ですがここで・・・

副産物としていいことがあるのです。

子どもが一人でお風呂に入れるということは、お父さんとお母さんが二人でお風呂に入ることができるのです。

夫婦は一緒にお風呂に入ることをおすすめします。

お風呂の中では他の家事や片付けものをすることもできず、テレビも携帯も無いのでコミュニケーションをゆったりととることができます。

背中を流したり、湯船の中で肌が触れ自然にスキンシップできることもいいと思います。

幼児期でも②でもお話ししましたが、子どもから見て夫婦は特別な関係なんだということを肌で分かっていれば問題なく受け入れられることです。

 

性の知識を具体的に教えることだけが性教育ではなく、夫婦が仲良くする姿を見せることも立派な性教育だと私は思います。

 

 

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