読みかけの本を
パタンと閉じたように…
昨年9月10日午前9時20分
18歳６か月で逝きました。
最期のお顔は
可愛い寝顔でした。
綺麗に整えてくれた
ERの方々に感謝です
……
霊安室で冷たくなった体を
何度も何度も撫でました。
愛おしかったです。
とても愛おしかったです
愛おしくて
泣かないと決めたのに
涙がこぼれて困りました
……
斎場の方から、鋏を渡され
娘が毎日とかしていた
自慢のお耳の毛を
少し記念に残しました。
「このまま連れて帰りたい」
なんて娘が言いました
「変だよね？」
なんて言いつつ
こんな気持ち
初めての感情でした。
……
記念の毛を指で揃えながら
お骨になるまで待ちました
ふうちゃんのお供は
大好きなおもちゃの子分
コラショと雪だるまさん
ティガ・キーケをお供にしました
うちに迎えた日に持参していた
母犬の匂いのした
大きなバスタオルを敷き
※洗っては18年も使用しました
お供に囲まれ
お空に逝きました
……
約２時間後
お骨が綺麗に並べられ
説明がありました。
どうしたことか？
歯並び、尻尾 あんよ
小さいお骨になっても
こんなに可愛いんだと驚き
ママは嬉しくなったんです。
ふうちゃんは
遺骨になっても
こんな気持ちにしてくれます
18歳６か月間
ママの自慢の子でした
像さんは、今も
このままです
読みかけの本は
最終章だったのでしょう
だけど、もう少し
続くのかなと…
もしかして19歳って
でもふうちゃんは
パタンと本を閉じたように
逝ってしまいました。
18歳６か月
賢く、優しく、従順で健気
頑固で、面白くて、強い子で
人間の一種だと思っていた
うちの小さい末っ子ちゃんは
ママの腕の中で
天寿を全うしました。
ふうちゃんの１周忌に
2023年９月10日
ふうちゃんの毎日
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