fuu -official blog- なんちゃってvoyage

fuu -official blog- なんちゃってvoyage

シンガーソングライターfuuのブログです

Amebaでブログを始めよう!
そして、壮大な前振りを経て、ライブ告知です。えへへ。すみません。新手の広告手法かよ、と言ってくれてかまわない。

■4/26(日)
fuu復帰ワンマン
「ライ麦畑で夢をみて」
京王線つつじヶ丘駅
Live & ber Bless
19:30スタート予定。
詳細は調整中です。

お席に限りがあるので、ご来場の方はなるべく事前にご連絡ください。

もう一つ発表です!実は、手術前に一曲レコーディングをしておりました!
つつじヶ丘 Blessで素敵な取り組みをしていて、私も参加しました。
詳しくは調布経済新聞にて❤︎
https://chofu.keizai.biz/headline/3138/

私の「月と獏」という曲がバンド編成で一曲収録されています。私は去年始めたアコーディオンも弾いたりしていて、かなり異色なアレンジができました。
今回のライブはこのアルバムのレコ発ってことです!私の曲は一曲ですが、このアルバムは大人の本気がつまった素晴らしいものなので、ぜひこの機会にお買い求めください。
■はじめに
甲状腺の癌(乳頭癌)について書きますが、早期発見で、今のところ転移もなし。普段は忘れているくらい今は元気です。自分もそうだったように誰かが不安感をかかえてこのブログに辿りついたとき、参考になることを願いますが、楽観的に過ごしている故、ご不快に感じる文章もあるかもしれません。何卒ご了承ください。

■入院3日目
朝6時、看護師さんがゆっくりパラマウントベッドを起こしてくれました。痛み止めの薬の副作用で稀に気分が悪くなる人がいると教えてくれ、ぼーっとしていたら、3分後くらいに本当に嘔吐してしまいました。
口を洗わせてもらって、お水を飲む練習をしました。「ゆっくりね」と言われ、わかっていたにもかかわらず、むせてしまいました。喉の中に、新しくポケットができた感じで、水分を飲むと必ずそこに入ってしまうのです。「水分でむせる」はこのあと2週間以上続きました。
そしていよいよ個人的に一番怖いイベント「おしっこの管を抜きます」がやってきました。すごく嫌がったら、看護師さんに「女の人はそんなに痛くないよ」と言われました。
男の人、かわいそうに。異物感はすごかったけど確かに痛くはなかった。鼻穴のがよっぽど痛かった。。
下半身の管がとれたので、立って鏡を見に行きました。
おー、本当に傷がある!
首のしわにそって、横に5センチくらいの傷があり、その上がボンドでガチガチに密封されています。痛くない。不思議。その傷の横からまた管が出ていて、私のパジャマのポケットに入れたパックへ、血や体液を排出しています(ドレーンといいます)。それに加えて点滴、という装備です。どちらも持ち運びできるので、もう歩き回れますが、頭が重く、ベッドから一人で起き上がることが難しいので、基本的に寝ていました。
お昼、久々のお食事でした。五分粥です。2日食べてないだけなのに、ものすごーーく感動しました。本当に何を食べてもすごくおいしい。味覚に色がある感じ。特に、3日目朝の「ただの食パン」は人生イチの味でした。
ただ、お茶、味噌汁はむせるのでいただけませんでした。

■入院5日目
首から体液を排出していた管、ドレーンがとれることになりました。
首の針を抜くなんて、怖い、痛いと思うでしょ。もうこのころには私はたくましくなっていて、体から異物がなくなる喜びしかなく、「早くとってー」という感じでした。
これで体から生えていたものはすべてなくなり、4日ぶりにお風呂に入れました。3回シャンプーして、やっと泡立ちました。
傷口にお湯がかかるのが怖かったけど、ばっちりノリ付けされているためか痛くも痒くもありませんでした。

■入院6日目
日に日に、声が枯れていくように感じました。りんごちゃんみたい。
このまま声が治らなかったら、HOUND DOGのものまねを極めてやろう、と楽しく考えていました。
執刀してくれた先生は3人のチーム。今までは交代で1人ずつ様子を見に来てくれたのですが、退院前日には初めて3人そろってご挨拶にきてくださいました。みんな驚くほど若くて、うち2人は女性です。
本当に、すごい職業だな。3人そろうと神々しさが増して、(アベンジャーズ...)と心のなかでつぶやいたのでした。

■退院後
お金のこと。
手術と7日間の入院で、30万円ちょいでした。これに、会社の健康保険で「限度額適用認定」を取得したので、16万円くらいまで自己負担額がおさえられました。
さらに、同じ健保で会社を休職していた期間で「傷病手当金」を申請中です。病気や怪我で働けないときに、1日の給料の3分の2くらい支給されます。
また個人で共済保険に入っていたので、手術と入院で1日数千円戻ってくるはず。
結構色んな制度があるけど、自分で調べて辿りつけないと、余裕で知らないままもらえるものがもらえない感じでした。

入院から1週間で退院でした。上を向いて首を伸ばす動作以外はたくさん首を動かしたほうが、今後創部がつっぱりにくくなるそうで、「首の体操」マニュアルをいただき、1日3セット実施しました。
大浴場やプールは禁止、お酒も2週間禁止です。
創部には専用のテープをはります。肌なじみのいい肌色で、それほど目立ちません。
お散歩したり、入院中読めなかった漫画を読んだりして2週間ゆっくり休み、年明けに仕事に復帰しました。
創部を「痛い」と思ったことは最初から最後まで一度もありませんでした。不思議。

■退院 1ヶ月後
退院後初の病院へ行くと、摘出した甲状腺の写真を見せてくれました。砂肝みたいだった!その甲状腺を詳しく調べた「病理検査」の結果、やっぱり悪性だったそうで、ここではじめて病名が「癌の疑い」から「癌」になりました。がん保険とかだったら、癌じゃないともらえないのかな?
声は、1〜2ヶ月で戻りました。歌は声以前の問題で、歌わなすぎて下手になりました笑。けど特にもう問題はなさそう。今までよりは頻度はおさえますが、少しずつライブの予定を入れていこうとおもいます!

長い文章を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
大きな病気ははじめてで、色々貴重な経験ができました。
現在はやっぱり少し疲れやすいかな、という感じで、前よりは誘いを断ったり予定をセーブしていますが、特にできないことがあるわけでもありません。
ゆったりペースでまた仕事と音楽を楽しんでいきたいと思います!
■はじめに
甲状腺の癌(乳頭癌)について書きますが、早期発見で、今のところ転移もなし。普段は忘れているくらい今は元気です。自分もそうだったように誰かが不安感をかかえてこのブログに辿りついたとき、参考になることを願いますが、楽観的に過ごしている故、ご不快に感じる文章もあるかもしれません。何卒ご了承ください。

2019年12月
■入院初日
朝から事件です。あれ、具合が悪い。。悪寒がする。もしかして
イ ン フ ル エ ン ザ ?
1ヶ月前から部署のメンバーへ休職のアナウンスをし、業務を引き継がせていただき、最終出社日もたくさん激励をいただいたくせに、入院が延期になったとしたら、どんな顔して会社に戻ればいいのか!?
とりあえず入院する病院に連絡したところ、「行きつけのお医者さんで検査を」とのことだったので、急いでインフル検査へ。町医者先生に「今日から入院なんですけど...」と言ったら「ええぇ!?」そりゃびっくりしますよね。
結論、インフルじゃなかったんですけど、この風邪?は入院期間中ずっとおさまらず、熱がひかないため多くの病院関係者を混乱させてしまうのでした。

お部屋は4人部屋だけど、思ったより個室感があり、快適でした。

■入院2日目
熱があり、先生も困ってましたが、私自身も「手術やっちゃいたい(会社に戻りづらい)」と言いまして、無事に手術できることになりました。昨日の夜から絶食・断水。なのに喉がかわかなく、尿意もあるので点滴って不思議。
手術は午後からですが、先生の午前の手術が長引いているようで、なかなかお声がかかりません。
というか一日に数回手術するって。命をあずかるって。お医者さんってどんな気持ちなんだろう。「今日はちょっとサボりたい」とか「お腹痛いから休むぅ」とか言ってる私には考えられないくらい大変なお仕事なのでしょう。

いよいよお声がかかり、自分の足で手術室へ行きます。どきどき。
手術台に寝て、最後の言葉は「頭がぼーっとしてきましたぁ」だったと思う。
手術は1時間半くらいだったそうです。呼びかけで起こされて、病室に戻ると家族がいました。意識がはっきりしてきたので、とりあえず私の声の神経は無事なのか確認しようと思ったけど、声を出そうとすると「うぐぐぐ」すごく力がいる感じ。「声を出せ!」と脳が命令してから、体の中の、野を越え山を越え、ようやく口元にたどり着く感じ。あまりに億劫で諦めて筆談で、「声 神経?」と聞くと、「大丈夫だよ」と。よかったぁね!
その後、先生が「鼻の管とっちゃおうか」と軽い感じで言うので、(よくドラマでみる、短い、酸素のやつかな)と思ったら、左鼻穴からズロロロロロ!!いだだだだ!!!
こんな長いもん入ってたんかい!!
これが今回の入院で一番痛かったやつです。鼻から胃カメラ入れる人いるけど、あんな感じなのかな。

手術は寝てただけなのであっさり終わりましたが。本当に大変なのはここからだったのです...!

■入院2日目 夜
さっきの鼻の管といい、自分の体のどこに何が刺さってるのか、手術した首はどうなってるのか。説明は受けたけど、よくわかっておりません。下半身の角度を変えてみたら、じゅろろーと体液が吸われる感覚があったので、本当にカテーテル入ってたんだ、と認識。足下でエコノミー症候群を防ぐためのマッサージ器がシュコーーと定期的な音をだしていて、一度気になると耳障り。
その状態で仰向けのまま寝返りは禁止、ほとんど動けません。手にはナースコールが握られております。少しうとうとしても時々様子を見にきてくれる看護師さんの気配で覚醒してしまう。腰が痛いし、肩も痛い。寝姿勢を変えたくて、パラマウントベッドを少しあげてみる。やっと結構寝てた気がする、と思って時計を見たら、まだ23時だったときの絶望感。ながーい夜でした。
■はじめに
甲状腺の癌(乳頭癌)について書きますが、早期発見で、今のところ転移もなし。普段は忘れているくらい今は元気です。自分もそうだったように誰かが不安感をかかえてこのブログに辿りついたとき、参考になることを願いますが、楽観的に過ごしている故、ご不快に感じる文章もあるかもしれません。何卒ご了承ください。

■入院までの話
甲状腺の癌は進行が遅く、10年生存率も90%以上と、癌の中でも心配の少ない癌だそうです。
今すぐどう、という心配はなく手術後もすぐに働けると説明を受け、ひとまず安心したあと、気になっていたことを聞いてみました。

「声に影響が出たり、失う可能性はありますか?」

反回神経という声の神経が甲状腺の近くにあり、とても敏感な神経で少し揺れるだけでも数ヶ月レベルで声嗄れしてしまうらしい。
私があまりに色々聞くので「もしかしてお仕事に影響がありますか」と先生に言われ、「歌手なんです」と半分嘘をついたところ、先生はしっかりカルテに書き込んでくれ、充分配慮すると約束してくれました。やったね。

もちろん命が一番だけど、歌は生きがいで、10年以上のライフワークです。ライブができなくなる人生は悲しいね。
ネットで調べたところ、声嗄れが治るのに3ヶ月〜半年ということだけど、それは普段のおしゃべりレベルの話であって、チケット代をとって歌っていいレベルの話なのかどうかがどうしてもよくわからず、期限を決めることなくライブを休憩することにしました。

手術や入院期間のことがより具体的になってきました。腫瘍だけぷちっと切るのかと思ってたら、甲状腺の半分を腫瘍ごと切除する手術だそうです。
半分もなくなって、大丈夫なの?不思議だ。
甲状腺はエネルギーを作っている器官なので、単純にエネルギーが半分になるのかもしれない。
実は「疲れやすい、むくみやすい」は健康診断前から自覚があって、年のせいだと思ってた。
手術後は薬で足りない値を整えていくらしい。この薬(チラージン。不足した甲状腺ホルモンを補うもの)無味無臭で、副作用もまったくなく、飲んだ気がしないくらい。
全身麻酔なので手術自体はあまり怖いと思ってなかったけど、おしっこの管が一番怖い。オシメじゃだめですか?と聞くだけ聞いてみました(ダメでした)

2019年11月
手術前の精密検査で、はじめてCT検査をしました。まず静脈から注射で造影剤を打ちます。写真が撮りやすくなるんだって。
注射をして数秒で、全身が熱くなってきました。特におけつのほうが熱い。こんなに数秒で薬が全身に回るということは、血液もこんな速さで巡っているんだなぁと感心。毒蛇に噛まれたら一瞬だな。
すべての検査が終わり、あとは12月の手術を待つだけです。

会社を「短期休暇」することにし、引き継ぎなどの手続きをしました。上司に心配していただき、安心して休暇に入れるような温かいお言葉をいただきました。ホワイト企業だなーと思った。
■はじめに
甲状腺の癌(乳頭癌)について書きますが、早期発見で、今のところ転移もなし。普段は忘れているくらい今は元気です。自分もそうだったように誰かが不安感をかかえてこのブログに辿りついたとき、参考になることを願いますが、楽観的に過ごしている故、ご不快に感じる文章もあるかもしれません。何卒ご了承ください。


2019年8月
毎年の会社の健康診断を受けていました。毎年のことなので、日常のイベントとして、適当にこなしていました。
お医者さんの問診を受けていたところ首のあたりにしこりがあることを指摘されました。
結果は要精密検査ということで、別の病院へ紹介状を出してくれました。

二件目の病院は近所の町医者で、「血液検査」と「エコー検査」をしました。
おじいちゃん先生がぷるぷる震える手で、超アナログ機材で血圧をはかり、おばあちゃんが採血してくれました。血液検査では異常がなく、良性な腫瘍の可能性が高いと。
ただ、エコー検査で見た腫瘍の形が歪でおじいちゃん先生の勘にひっかかるものがあったらしく「良性だろうけど、可能性を潰すために、もっと大きな病院で細胞検査を受けてください」と言ってくれました。紹介状をいただき、三件目の大学病院へ。
このころは血液検査で異常がなかったことに安心し、あまり心配していませんでした。

2019年9月
大学病院で、検査開始。血液もエコーもすでにおじいちゃんがやってくれたけど、病院が変わったことで、またイチからやりなおし。
ここでも同じく、初見は良性で、先生も「大丈夫でしょう」と。
ただ「可能性を潰すために」念のため細胞検査をすると。また出た!可能性!

細胞検査は、首から腫瘍に直接注射針を指して、細胞を取り出し検査にかけること。注射針は採血の針と同じ太さらしいのですが、「首に針を刺す」というのが単純に怖くて、不安感がありました。
目をつぶると針に意識が行くので、目をあけて必死に天井の白さに思いをよせていました。その様子に子供をあやすような先生、優しかった笑。

一週間後、先生が少し申し訳なさそうな感じで話しはじめたので、「まさか」と思ったら「癌細胞が見られました」と。
良性であることを証明する気持ちで臨んでたので、ここではじめて「がーん」。

先生によると、「正確には癌細胞の数が癌の基準より少なく、現時点での病名は”甲状腺癌の疑い”。
クラスIII b 高度異型性(悪性をかなり疑う)
経過観察することもあるが、器官にくっついているので、成長させると器官ごと切除しなきゃいけなくなる。きれいに剥がせる今のうちに手術したほうがいい」とのこと。

え、とりあえず手術して、もし失敗しても、結果正確には癌じゃないかもしれないの?

とよくわからないうちに、とてもスピーディーに12月の入院が決まり手術をすることになりました。