最近の長男(5)は割と落ち着いています。
一時期 のビッグウェーブさんの頃を思うと別人の如しです。
わずかに取り組む栄養療法の何かが作用しているのか、それともただの成長なのか、あるいはただの気まぐれなのか、考えても分からないことばかりですが、兎にも角にも少しでも手がかからなくなるのは非常にありがたいのです。(そろそろ肉体的にも精神的にも限界だったので…)
手がかからなくなった程度を簡単に説明すると
ゴミを外に出すのにタイミングを見たり、急がなくていいくらいの余裕が出た。
といった感じです。
まぁ要するにちょっとその場を離れるのに問題なくなったってことです。
長年の日々の休まらぬ緊張感にだいぶ参っていたところがあったので、少し気が緩む思いですが
気を抜いた途端に事件は起こるのです。
少し前の出来事。
スーパーにてお買い物をしていた際、長女(8)に長男(5)を任せ、お菓子選びをさせておりましたところ、ホンの1、2分の間に戻って来たら長男(5)がいなくなる。
という、事件が起きまして。
私『長男(5)は??』
長女(8)『ん〜??なんか。どっか行った。』
私『えぇ!!どこに??』(どっか行ったってナンダ!?)
長女(8)『知らない。なんかトイレとか言ってたかも。分かんない。』
(ちょっ……マジか…)
という、気持ちを抑えつつ、そもそも、その場を長女(8)に任せたことも、最近の落ち着きに甘んじて、長男(5)が勝手にウロつくかも。という考えに至らなかった私が悪いのだと、自戒と後悔の念をグルグルさせながら
あちらこちらと体もグルグルしておりますと、遠くの方から走ってやってくる見覚えのある人が。
(あれは…)
長男(5)『トイレ出たよ〜!!』
の第一声。
私『そう。それは良かったね。でも、勝手に行ったらダメだよ。ちゃんと言ってよ??』
(落ち着け落ち着け。とりあえず平常心。南無阿弥陀仏。南無釈迦牟尼仏。エロイムエッサイム。)
と、心に念じるのは、ここで怒ってしまうと、コレまた別の問題が発生してしまうので、あくまでも平常心を装うオジサンを演じ切り
そんなエロイムエッサイムなオジサンの気も知らず、再びオヤツ選びに専念。
まぁ、無事だったのならと安堵すると同時に一つの疑問が湧く。
この人は、一人でトイレなど出来ないはず…。
一体どうやって…。
そんなことを思考しておりましたら、その答えがまさかの形で返って来ました。
見知らぬ女性『あの〜…先ほどこの子がトイレに行きたいと私に言って来て、お父さん、お母さんは??と聞いても話があまり通じてないみたいで、とにかくトイレという感じでしたので、連れて行って来ました。勝手なことをしてしまいスイマセン。』
……。
え??
……。(一瞬、思考が停止する。)
ハッ!!
(な…なんと…いう。)
私『イヤ〜もうスイマセン。そうだったんですね。いなくなってたので、ビックリしてたんですけど、まさか見知らぬ誰かにそんな事を言うとは思いもせず…。こちらこそご迷惑おかけして本当にすいません…。私が少し目を離してしまったばかりにこのような事に…。本当に申し訳ありませんでした。そして、助かりました。』
見知らぬ女性『いえいえ。お父さんいて良かったです。戻って誰もいなかったらどうしようと思ってたので。』
私『もうホントすいません。ホラ、ちゃんと『ありがとう』って言って。』
長男(5)『ありがと〜。お菓子買ってるよ〜。』
私『もうホント、すいません…。』
見知らぬ女性『あはは(苦笑)いえいえ。では。』
という、普通に考えて有り得ない出来事が起こりまして。
相手が相手なら連れ去られてもおかしくない昨今、誰かれ構わず話しかけ、親に対するように他人に要求する彼の行動に、今後の行く末が心配になると同時に
未だに、片時も目が離せない。という事実にだいぶツラくなって来てしまいました。
一体、いつまでこんな日々が続くのだろうという漠然とした憂いと疲労感が一気に押し寄せて、目眩がしそうです。
世間は危険に溢れている。
などと、ネガティブに教えるつもりはありませんが
ちゃんと教えていかねばならない危険認知・防犯教育その他諸々に頭が痛いです。
短いながらの彼の人生は
人に恵まれているが故に
あまりにも
世界を信用し過ぎている。
世の中には、私のような悪人がいることを知ってほしい。
エロイムエッサイム
だなんて、
スーパーで悪魔を召喚しようとするヤツもいるんですから。
今日の一曲
【こおろぎ'73・WILD CATS / 悪魔くん】

