鍵盤への置き換え
R(ルート)からの乖離度によってコードが成り立っている事が理解できたでしょうか?コードの響きを身に付けるのにもう一つ良い方法があります。R(ルート)をCに設定した上でそれぞれのコードを比較するというやり方です。CM7、C7、Cm7、Cm7(♭5)の各サウンドはCM7の第7音・第3音・第5音を順次フラットさせれば完成します。C7の9thであるD音や13thであるA音もフラットさせれば♭9th・♭13thになります。これらは全て鍵盤の黒鍵ですね。という事はどの音をフラットさせればどういうサウンドになるかがわかるという事です。ギターの指板ではわかり辛いですが鍵盤では一目瞭然です。クローズドボイシング(各音を分解せずに下から単純にドミソシレファラと密集和音で弾くこと)でかまわないので是非とも弾いて下さい。そうだったのかという事がわかるはずです。ギターと違って異弦同音というのはないので写真は必要ないですね?
もう一つ重要なことがあります。コードが4voiceまでならそんなに問題はないですが、テンションまで含む7thコード等の5voice以上の音を同時に弾くとなると大変です。しかしながら実際は必ずしも必要ありません。アンサンブルの中で演奏する場合、通常ルート音はベースがカバーするのでまず重要でないと考えます。次に5度も♭5や増5度(オーギュメント)でなく完全5度の場合はあまり重要ではありません。コードに厚みをもたせるぐらいの感覚で良いと思います。残った3度と7度が一番重要でこれにテンションをかぶせるというイメージですね。
ギタリストは普段から指板上でR・M3・P5・m7のコードアルペジオ(7thコード)ぐらいは絶えず弾いていて欲しいものです。ロックやR&B・ブルースにおいて7thコードは頻繁に出てくるコードです。単純なブルーノートペンタトニック一発ではなく各7thのアルペジオを混ぜ込む事によってバラエティーに富んだフレーズを作れるようになるはずです。またポジション的にも、ルートの全音上には9th・ルートの半音下にはM7・M3の半音下にはm3・P5の全音上には13th(6th)等視覚的にもしくは頭の中のイメージで各音を意識することが出来るようになります。こうなってくると、知識としてコードを理解するのではなく相対音感として7thコードをとらえる事が出来るようになります。
さて、やっとテンションです。テンションは、4音で積み重ねられているダイヤトニックドードの上へさらに3度堆積で積み重ねられる音の事を指します。テンションは文字通りそれぞれの4voiceコードに適度なもしくは過激な緊張感を色付け、サウンドを様々に変化させる事が出来ます。歌物のPOPS曲でもごく標準的に使われています。
ルート(1)・3・5・7音の上には9th・11th・13thが乗せられます。それぞれの音はポジション的にはM2・P4・M6の位置にある事がわかります。また、それぞれの半音上下の音は♯や♭を付けて表記する事が出来ます。なお、♭11thはM3音、♯13thはm7音と同じである事からテンションにはなりません。一方、♯9thはm3音と同じ音ですが7thコードの上にわざと短3度(ブルーノート)をぶつけて出来る立派なテンションノートです。ギタリストには別名ジミヘンコードとして有名ですね。
テンションの指板上のポジションは次のようになっています。
6弦ルート
5弦ルート
そもそもテンションというのは7度以上に積み上げられる音であり、ギターのボイシング上でもなるべくトップノートとして鳴らされるため、1弦~3弦をメインにボイシングされます。
テンションノートは、下記の音の中でスケール内にあるもののみ使用可能です。
メジャー系コード→9th、♯11th、13th
マイナー系コード→9th、11th
7thコード
メジャー解決する7thコード→9th、♯11th、13th
マイナー解決する7thコード→♭9th、♯9th、(♯11th)、♭13th、(13th)
7thコードのテンションには上記のように2パターンあるようになっていますが、それはあくまで基本であり実際にはマイナー解決するとみせかけてメジャー解決する場合もあります。結局何でも有りになってしまいますね。
ルート(1)・3・5・7音の上には9th・11th・13thが乗せられます。それぞれの音はポジション的にはM2・P4・M6の位置にある事がわかります。また、それぞれの半音上下の音は♯や♭を付けて表記する事が出来ます。なお、♭11thはM3音、♯13thはm7音と同じである事からテンションにはなりません。一方、♯9thはm3音と同じ音ですが7thコードの上にわざと短3度(ブルーノート)をぶつけて出来る立派なテンションノートです。ギタリストには別名ジミヘンコードとして有名ですね。
テンションの指板上のポジションは次のようになっています。
6弦ルート
5弦ルート
そもそもテンションというのは7度以上に積み上げられる音であり、ギターのボイシング上でもなるべくトップノートとして鳴らされるため、1弦~3弦をメインにボイシングされます。
テンションノートは、下記の音の中でスケール内にあるもののみ使用可能です。
メジャー系コード→9th、♯11th、13th
マイナー系コード→9th、11th
7thコード
メジャー解決する7thコード→9th、♯11th、13th
マイナー解決する7thコード→♭9th、♯9th、(♯11th)、♭13th、(13th)
7thコードのテンションには上記のように2パターンあるようになっていますが、それはあくまで基本であり実際にはマイナー解決するとみせかけてメジャー解決する場合もあります。結局何でも有りになってしまいますね。
5弦ルートのパターンも同じくやってみましょう。
M7
7th(セブンスコード)
m7
m7(♭5)
6弦ルート・5弦ルートのパターンをやりましたが、仮にルートをC音でやるにしても6弦~1弦のあちこちにC音が散らばっています。様々なポジションルートからのアプローチをやってみましょう。ポジションを覚える事も重要ですが、M7・7th・m7・m7(♭5)のそれぞれのサウンド(響き)を頭に叩き込む事が最も重要です。各ポジションに一番近い位置でコードを弾いてからコードアルペジオを弾くようにしましょう。この練習の意味がわかれば、テンションに関しても容易に理解が出来るはずです。この練習は相対音感を身に付けるのにも役立ちます。
M7
7th(セブンスコード)
m7
m7(♭5)
6弦ルート・5弦ルートのパターンをやりましたが、仮にルートをC音でやるにしても6弦~1弦のあちこちにC音が散らばっています。様々なポジションルートからのアプローチをやってみましょう。ポジションを覚える事も重要ですが、M7・7th・m7・m7(♭5)のそれぞれのサウンド(響き)を頭に叩き込む事が最も重要です。各ポジションに一番近い位置でコードを弾いてからコードアルペジオを弾くようにしましょう。この練習の意味がわかれば、テンションに関しても容易に理解が出来るはずです。この練習は相対音感を身に付けるのにも役立ちます。
キーCのダイヤトニックスケールをギターの指板上で確認するとこうなっています。
これをR(ルート)からの乖離度で表記するとこういう事です。
6弦のR(ルート)をずらせばキーは変わる事になりますが、それぞれのキーにおいてRからの乖離度は全く同じになります。ピアノではRを変えればスケールががらりと変わるるので覚えるのは至難の技となりますが、ギターではフレットをずらすだけでキーを変える事が出来るという事ですね。よってギタリストはRのポジションをもとに各コードの構成音がどこにあるかを繰り返し記憶していく事が重要になってきます。
6弦ルートを同じくする4種類のダイヤトニックコードを構成音でポジション分けすると次のようになります。
まずM7(メジャー7thコード)
このM7の音を半音下げてm7にすると7th(7thコード)
次のにM3音を半音下げてm3にするとm7(マイナー7thコード)
さらにP5を半音下げて減5度にするとm7(♭5)(マイナー7thフラット5)
こういったアナライズをコード分解と言います。覚えておいて損はありません。
テンションの説明をするのにあたって、まず決め事を理解する必要があります。なぜかと言う前にとにかく丸暗記して下さい。
コードネームにはすべて意味があります。コードとはそのポジションでのハーモニー(和音)の事であり、ベース音(ルート音)から聞いてどの音程(乖離幅)で何音積み重ねているかによって決まります。この事を理解する上で相対音感という考え方が重要になってきます。キーボードの白鍵の音列がベースになり、どのキーになってもこの音列(乖離幅)が主軸になるという事です。では、白鍵に戻ります。白鍵だけのキーはC(ド)をルートとするドレミファソラシドになります。説明上、このC音から各音までの乖離幅を下記のように表記する事とします。
C⇔D 長2度(M2)
C⇔E 長3度(M3)
C⇔F 完全4度(P4)
C⇔G 完全5度(P5)
C⇔A 長6度(M6)
C⇔B 長7度(M7)
具体的には半音いくつ分とかになるわけですが、ギタリストは細かい事にこだわらずにとにかく覚えましょう。さて、それぞれの音(白鍵)の間に半音がある場合がありますね。これが黒鍵という事になります。
これら黒鍵のポジションは次のように表記する事とします。
M(長)-半音=m(短)
m+半音=M
M+半音=+(増)
P+半音=+(増)
P-半音=-(減)
全ての調性(キー)においてこれらの音列を全て理解するのは至難のわざと思われますが、ギタリストには有利な点があります。では、次回!
コードネームにはすべて意味があります。コードとはそのポジションでのハーモニー(和音)の事であり、ベース音(ルート音)から聞いてどの音程(乖離幅)で何音積み重ねているかによって決まります。この事を理解する上で相対音感という考え方が重要になってきます。キーボードの白鍵の音列がベースになり、どのキーになってもこの音列(乖離幅)が主軸になるという事です。では、白鍵に戻ります。白鍵だけのキーはC(ド)をルートとするドレミファソラシドになります。説明上、このC音から各音までの乖離幅を下記のように表記する事とします。
C⇔D 長2度(M2)
C⇔E 長3度(M3)
C⇔F 完全4度(P4)
C⇔G 完全5度(P5)
C⇔A 長6度(M6)
C⇔B 長7度(M7)
具体的には半音いくつ分とかになるわけですが、ギタリストは細かい事にこだわらずにとにかく覚えましょう。さて、それぞれの音(白鍵)の間に半音がある場合がありますね。これが黒鍵という事になります。
これら黒鍵のポジションは次のように表記する事とします。
M(長)-半音=m(短)
m+半音=M
M+半音=+(増)
P+半音=+(増)
P-半音=-(減)
全ての調性(キー)においてこれらの音列を全て理解するのは至難のわざと思われますが、ギタリストには有利な点があります。では、次回!

