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この国のタブー

素人がタブーに挑戦します。
素人だけに、それみんな知ってるよ?ってこともあるかもしれませんが。
コメント、質問、大歓迎です。お手やわらかにお願いします。

ここ数日、気になる報道をいくつか目にしたので、過去記事から考察します。



【何をもってしてユダヤ人?】

最初は、以下の過去記事に対する補足です。
日本人の宗教観


(以下、ロイター(2013年10月1日)「ユダヤ系米国人の2割、「神を信じていない」=調査」より引用)
自分が文化的もしくは民族的にユダヤ系だと考える米国人の5人に1人は、神の存在を信じていなかったり、特定の信仰を持っていないことが調査で明らかになった。ユダヤ系米国人のアイデンティティーに変化が起きつつあることを示している。
(中略)
全体では、ユダヤ系米国人の22%が無神論者か不可知論者、もしくは特定の宗教を信仰していない人だった。この数字は、米国社会全体と同程度の水準だという
(引用ここまで)

「神を信じないユダヤ人」というカテゴリーは、馴染みの薄い私達日本人にはちょっと難しい話ですが、そういう人が増えているというのですから、一層興味深い話題です。
実は、「ユダヤ民族」とは、地域や言語、人種や信仰では区分できません。「ユダヤ教徒の父を持つ無神論者」が、自身をユダヤ人と規定する場合だって有るのです。もっと正しく説明しようとすれば、本1冊では足りません。それでもWikiによれば、「2010年現在の調査では全世界に1340万を超えるユダヤ人が存在する」そうですから、少数民族ではありません。ハリウッド映画界やウォール街がユダヤ人中心の社会であることも、あまり知られていませんよね。
 参考:Wikipedia記事「ユダヤ人」


ところで、この記事にはもうひとつ、「不可知論者」という難解な言葉も含まれていますね。
「不可知論」を簡単に言えば、「神がいるかどうかなど人間にはわからないのだから、どちらとも言えない」という中立的な立場、主張のことです。こういう価値観が世の中に確固として存在することも、日本人は学ばなければならないと思います。
 参考:Wikipedia記事「不可知論」



【日本人の宗教観はやっぱり誤解されてる】

さて、上記の報道をリリースしたのはワシントンのピュー研究所というシンクタンクですが、この団体は過去にこんな報道もリリースしています。

(以下、ロイター(2012年12月19日)「「無宗教」が世界の第3勢力、日本では人口の半数占める=調査」より引用)
[同研究所は、]2010年の各国国勢調査や登録人口などの調査資料約2,500件を分析。その結果、キリスト教徒が世界人口の31.5%に当たる約22億人と最も多く、世界のあらゆる地域に広く分布していた。2番目に多かったのはイスラム教の約16億人で、全人口の23%だった。
また、確立された宗教を信仰しない「無宗教」の人口は約11億人で、そのうち6割以上が中国に住んでいることも分かった。日本は人口の半数以上に当たる約7,200万人が無宗教で、中国の次に多かった。ただ、無宗教とされる人たちの多くが何らかの精神的な信仰を持っていることも指摘されている。
(引用ここまで)

どういうアンケート調査なのかは知りませんが、「何らかの精神的な信仰」と付記を加える前に、もう少ししっかり調査して頂きたいです。というか、日本人自身が発信しなければ、これから先もずっと同じように、「不詳という特別扱い」をされ続けるんでしょうけど。



【専業主婦の労働が拡大中】

さて、もうひとつは以下の過去記事に対する続報です。
驚愕!専業主婦の経済生産性(1)~(2)

(以下、日経新聞(2013/9/29)「家事、育児など「無償労働」年138兆円 内閣府推計 」より引用)
家事や買い物、育児、ボランティアなどに充てられた「無償労働」を金額に換算すると、2011年は過去最高額の約138兆5千億円に上ることが、内閣府の推計で分かった。名目国内総生産(GDP)の約3割に相当し、無償労働の8割を女性が占めた。
(中略)
無償労働の中で「家事全般」が最も高く約88兆6千億円。買い物は約27兆2千億円、育児は約14兆8千億円、介護は約3兆4千億円だった。
(中略)
推計は、生活時間の配分などを調べる総務省の「社会生活基本調査」を基に、男女別、年代別の賃金や人口を反映させて算出した。政府は1981年分から5年ごとに結果を集計。高齢化が進み、推計算出に高い賃金を使う年代が増えているため、01年は約128兆8千億円、06年は約131兆9千億円と、無償労働額は毎回増えている。
(引用ここまで)

あら。この統計まだやってたんですね。知りませんでした。データも沢山ありました。
 参考:内閣府「無償労働の貨幣評価の調査研究」
 参考:内閣府「家事活動等の評価について」

専業主婦の皆さん、世はデフレでも主婦労働は市場拡大中です。日経新聞も9月30日付朝刊で報じてるくらいですから、社会の期待は決して小さくありません。皆さんの働きはこの国のGDPの3割相当ですから、胸を張って今日も家事育児に励んで下さい。

でも、だからと言って旦那さんに噛みついちゃダメですよ。当ブログが炎上しちゃいますからね。(おい)


今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。



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