
エストに腕を掴まれるなんて……う、羨ましいっ!
(いやいやいや、この空気は耐えられないけど、ね。でも、腕を掴まれるなんて羨ましいんじゃボケ―――――――ッ!わたしだって、掴まれたことないのにっっっ!………当たり前だろ!とか言うなよ。言ったら何かが変わってしまう気がする。)
「1年半授業を受けて自慢げに先輩面ですか?……その間、単位を取れませんでしたと、己の無能をひけらかしているだけでしょうに」
「挙句、自分の無能を棚に上げて、力に訴えるつもりとは……呆れましたね」
ほんと、呆れますね……言掛かりとは質が悪い。
その前に、エストに手を出すなんて、わたしが許しません!
(エストに触れていいのは、わたしだけなんだからっ!………いやあの、まあ、その、そーゆうことです。エ、エストに触れるとか…………ぎゃぁぁぁあああああ!なんて、破廉恥なのぉぉぉおおおおおおおお!ちょ、ちょっと頭を冷やそう。落ち着こう。)
言葉
(――力より威力は上。)

