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Fリーグ 第5節 プレビュー

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10月20日



浦安 - 名古屋 13:00 浦安市総合体育館



 うとう無敗の2チームの対決が実現した。

とはいえ両者万全の試合運びをしているとはいえない。


浦安は、前半一度もリードして折り返したことはなく、

名古屋はこれまで引いた相手に苦戦している。

特に、浦安は時折ハイプレスを見せるが、

お世辞にも完成度が高いとは言い切れず、湘南戦では見事に崩された。

かといって浦安はパス回しが持ち味であり、

とても神戸や大阪のように40分間引いてひたすらロングボールに頼るとは

考えにくい。


だが、自陣からのパス回しはリスクが伴う。

ハイプレスの精度を当日までにどこまで高めてこれるかが鍵だ。

名古屋はこれまで2失点以上しておらず、ディフェンスは安定しているだけに、

浦安はロースコアの戦いに持ち込みたい。


 逆に、そういう展開になれば、稲葉、藤井、稲葉、小宮山など

個の力では名古屋に引けを取らない浦安が勝つチャンスは十二分に

あるだろう。これまでは後半に強さを見せてきた浦安だが、体力的には

名古屋に分がある。浦安は、ホームアドバンテージを最大限に活かし、

勝ちを収めることができるかはディフェンス力にかかっている。この試合

面白くなるかどうかは浦安にかかっている。今までみせていない浦安の

フルスロットルに期待したい。
 

一方、名古屋のキーマンは何といっても森岡だろう。

出場停止を恐れ、彼をこの試合に出場させるために

前節は温存させた経緯を考えても、その結果名古屋が苦戦したことを

考えても、彼がこの試合のキーマンであることに間違いはないであろう。

浦安はまずは彼に"仕事"をさせないことが勝利への近道であるだろう。

 勝つのは浦安か名古屋か。

いずれにせよ、この試合に勝利したチームが今後も首位を走ることは

間違いないだけに結果が待ち遠しいところだ。




大分 - 花巻 14:00 大分県立総合体育館



 ームで悲願の初勝利を目指す大分と、

僅差の試合をしながらも連敗しここが正念場の花巻の一戦。


 まずは大分だが、前節は為す術なしの完敗だった。

特に気になるのがディフェンスだ。

マークを外される場面も少なくなく、これは一刻も早く修正することが

望まれる。結果だけでなく、徐々に内容も悪くなっている大分だが、

次節はホームであり、

この一戦にかける気持ちは並々ならぬものがあるはずだ。

若いチームだけに初勝利によって勢いを取り戻す可能性もある。

是非、開幕節の時のような勢いがみたい。

 一方の花巻は、マリオ監督の守備でのディシプリンが浸透し、

それが大分との試合内容の差につながっている。

ただし、オフェンスに関してはそこまでの形を持っていない。

今後上位進出をするためには、カウンター以外の攻め方を見つけることが、

今後の課題となる。そのためにもある程度同じレベルの大分戦は

攻撃を試す上で試金石となる試合であろう。
 この試合は、すでに

「花巻には負けたくない」(青柳)

と地理的ハンデを抱えているチーム同士ライバルとしての意識もあり、

楽しみな一戦になりそうだ。




町田 - 湘南 17:00 駒沢体育館



いに神戸にも破れ3連敗となった町田と、

首位と勝ち点3差の3位と好位置につけ比較的順調な湘南の一戦。
 

町田は、ここまでどの相手にもある程度パスは回ってはいるが、

町田が良かった時のゴールに直結する位置でのパス回しがみられない。

それどころか、ことごとく失点につながるミスが出て負けるという悪循環に陥っている。
この流れを断ち切るのは、やはり甲斐と金山か。

このホットラインからの得点量産で勝つことではないだろうか。
 

一方の湘南だが、前節も快勝はしたが、

「細かい所も含めて、連携面で噛み合ってない所が合ってくれば

スピーディーな試合を見せられはず。今日は60点」(大地)

「(ボール回しについては)自分たちの時間帯の時はバッーと行って、

守るべきところは守るメリハリをつけていきたい」(豊島)

とボール回しは未だしっくりいっていないようだ。

それでもきっちりと勝てているのは、何といっても4試合連続ゴールと好調を

維持している岡田 ジオゴの存在だ。

元々アラフィクソの選手だけにマークはしづらいが、

町田としてはジオゴのゴールを何とか最小限に防ぎ、

彼の攻撃参加を逆手に取り、逆に戻りの遅いジオゴの裏を狙う早い攻撃ができるかが鍵だ。
 

現状では見えることのないトンネルに入ってしまったかのように感じる

町田だが、前身のCASCAVEL時代は湘南の前身LONDRINA戦は比較的

相性が良かった。何とか強豪の湘南相手に覚醒し、点の取り合いを見せて

欲しいところだ。




10月21日



大阪 - 神戸 15:00 舞洲アリーナ



 レシーズンマッチも対戦した関西ダービーとなるこの一戦。

かたや神戸は、開幕前掲げていた"超攻撃フットサル"が蓋を開けると

"超守備的フットサル"に終始しているが、前節もとうとう優勝候補の一角の町田に勝利し、

飛ぶ鳥を落とす勢いで神戸旋風を起こしつつある。


一方の大阪は4戦で僅か1勝と低空飛行を続けている。

大阪と神戸はここまで3戦戦い2勝1分と大阪に分がある。

直近のプレシーズンマッチでも、大阪が勝ちを収めたが

シュート数は神戸の21本に対し大阪の10本と神戸が圧倒した。
 

さすがに、大阪も今回は神戸対策を練ってくるであろうが、

そのときと比べても原田、ブルーノを中心にした神戸の成長は計り知れない。

お互いに負けられないだろうが、大阪の方が勝ちを欲しているはず。

なりふり構わず来るのではないか。プライドをかけた戦いの結末はいかに。




第5節は、浦安-名古屋戦をレポートいたします。乞うご期待!!


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Fリーグ 第4節 プレビュー

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10月13日


名古屋 - 大阪 15:00 豊田市総合体育館


 節、館山 マリオ体制になり新たなモチベーションで臨み、町田に快勝した名古屋。

シーズン中ということもあり、マリオ式のフットサルはみられなかったが、

それでも、セットの変更により幾分新鮮味があった。

ポイントは前田を1stセットへ上澤を2ndセットへと変更したこと。

1stセットは前田のパスセンスを活かし躍動感が出ていたが


「ほとんどぶっつけ本番だった」(上澤)


と言うとおり、特に2ndセットはまだ未完成。そこを大阪がどう突けるか。

いかに上澤をサイドに引っ張りだすことができるかがポイントだ。

大阪は岸本の復帰もあり、勝つには勝ったが、

何とか花巻を振り切った形で本調子には程遠い。

息を吹き返した王者に今までプレシーズンや他の民間大会も含め

名古屋に1度も勝ったことのない大阪がどう立ち向かうのか、見ものである。



10月14日


花巻 - 浦安 15:00 花巻市総合体育館


 ーム初戦となる花巻が首位の浦安に挑むこの一戦。

この試合からミッシェルが復帰。対する浦安は、

首位には立っているが決して磐石の試合運びで勝っている訳ではない。

特にハイプレスの完成度は低く湘南に先制点を奪われる要因となった。

花巻もそこをうまく突ければ、ディフェンスはゴレイロの内山を中心に

ボックスのゾーンである程度計算できるだけに充分接戦に持ち込めるであろう。

ただし、花巻が個の力で戦ってくる浦安に勝ちきるには、

今までがんばっている水上、千葉、岩見だけではなく外国人の活躍が求められる。

そのためにも両外国人は日本の審判の判定基準に早く慣れる必要がある。

またも退場となるようならば花巻の勝機は薄くなるだろう。



湘南 - 大分 15:00 小田原アリーナ


 節今シーズン初の敗戦を喫した湘南にとってこの1戦は大事な一戦となる。

こういう試合で勝ちきれないようであれば優勝など夢のまた夢であろう。

今までの湘南にあるとにかく相手に合わせてしまうイメージを

そろそろ払拭するためにもこの試合は快勝が求められる。


 一方の大分は、唯一勝ち星のないチームとなってしまった。

確かに彼らは若いチームで経験を積んでいるところかもしれないが

そろそろ勝ちが欲しいところ。

松田 マルシオ、千綿 ヒカルドに頼らず青柳、仁部屋あたりが

もっとチームを引っ張っていってほしい所だ。

若いチームには勝ち星が最良の薬となるはず。



神戸 - 町田 15:00 グリーンアリーナ神戸

 
 神戸は、前節待望の初勝利を挙げる。次の狙いはホーム初勝利か。

ここまで名古屋、浦安戦を含めての1勝1敗1分は立派だ。

ここで町田に勝ち一気に"神戸旋風"を起こせるか。


 一方の町田は連敗で迎えた初のアウェー。

優勝争いから脱落しないために是が非でも勝ちたい一戦だ。

鍵を握るのは未だ調子の戻らない金山か。

前節のバイアーノ監督の退席など嫌なチームの雰囲気を変えるのは

彼のようなベテランの復活であろう。

もし、彼が前節同様のパフォーマンスであるならば、

とにかくドリブル、ドリブルでくる神戸の"超攻撃フットサル"の前に沈む可能性がある。




第4節は、湘南-大分戦をレポートいたします。乞うご期待!!


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Fリーグ 第3節 プレビュー

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10月6日

町田 - 名古屋 15:00 駒沢屋内競技場



この試合、何といってもポイントは監督交代で揺れる名古屋に対し、

町田がどう立ち向かっていくかであろう。


町田は前節の対花巻戦でボックスのゾーンディフェンスに対し、

ピヴォ当てをみせたように対名古屋戦で何か秘策を練ってくるのだろうか注目だ。前節ホームでミスからよもやの敗戦を喫しており連敗は許されない。


名古屋は監督が代わったとはいえこの1週間で大幅な変更はないはず。
ただし、メンタル面で不安が残る。しかも点取り屋のマルキーニョスが出場停止でまたも出場できない。ここは、森岡の爆発によりチームの不安を消し去りたいところだ。






10月7日

大阪 - 花巻 15:00 舞洲アリーナ


ホーム開幕戦の大阪は、最下位に沈んだチームに喝を入れるべく岸本の復帰が濃厚。混乱したチームに新たな息吹を吹き込むことができるか。

花巻は、前節町田に快勝し息上がる。ミッシェルが出場停止だが、前節出場停止だった小原が復帰。このチームはそこまで外国人選手への依存度が高くないようなので心配いらない。むしろ今やチームの代名詞となったボックスのゾーンディフェンスで大阪の攻撃をシャットアウトできるか。


反対に大阪は、町田の序盤のようにピヴォ当てからの展開で

花巻守備陣を混乱に陥れることができるか、ここがポイントになりそうだ。
原田監督はこの試合を観戦していただけにその手腕が問われる。



浦安 - 湘南 15:00 浦安市総合体育館



首位攻防戦となるこの試合だが、両チームのここまでの戦いぶりは対照的だ。湘南の好調の要因は「相手を0に抑えるなんてロンドリーナ時代には考えられなかったでしょ」(奥村)と言うとおり、ディフェンスが整備されていることだ。そして、ボールを奪ってからの早い攻撃で岡田 ジオゴを中心に個々のタレントで局面を打開し得点を奪っている。


 だが、「まだパス回しできていない」(岡田 ジオゴ)と満足していない。これ以上調子が上がることを考えると、湘南はもしこの試合に勝つことがあれば、しばらく首位を走ることとなるであろう。


 一方の、浦安はまだ本調子には程遠く序盤は苦戦するが、経験値の高い選手が多く、勝負所で得点を挙げ何とか接戦で試合をものにする浦安。苦戦の原因として、攻撃陣の新戦力である稲田、稲葉を活かしきるまでのチームの完成度には至っていないように感じる。シーズン序盤なので当たり前だが、完成には時間がかかりそうでしばらく我慢の展開が続くであろう。持ち前の勝負強さで3連勝なるか。



 両チーム共に本来のパス回しは見せておらず、これをお互いに見せるような試合展開になれば極上の試合となるであろう。期待したとおりの極上の試合になるのか、それとも、勝ちにこだわり相手の潰しあう展開になるのか。答えは10月7日明らかになる。






大分 - 神戸 15:00 B-CON PLAZA


大分のホーム開幕戦となるこの試合。注目は前節名古屋に研究され本来の力を発揮できなかった青柳か。おそらく名古屋と同じく"青柳対策"を練ってくるであろう神戸に対し、彼がいかに切り替えて神戸戦に望むかが勝負のポイントだ。


 一方の神戸は、いよいよ実力が拮抗している大分に対し、ブルーノや原田を中心とした"超攻撃フットサル"が牙を向くか。彼らのドリブルを大分がどれだけ食い止めることができるかが勝敗に直結するであろう。





第3節は、浦安-湘南の首位攻防戦をレポートいたします。乞うご期待!!





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