全国の不登校児童数は、2018年度小・中合わせて16万4528人。年間30日以上欠席のある子(病欠を除く)の数だそうです。その数は年々増加しています。
私の子どもも3人共「学校へ行かない」ことを経験しました。当時は自分の育て方が悪かったのか?と自分を責めたくなったり、原因探しをして悩んだりしました。
けれど「こんな生き方もいいなぁ。」と今なら心から言えます。そう思えるまでに山あり谷ありの日々でした。これは学校へ行かないことを選んだ3人の我が子との体験を通して、母親の立場から書いたエッセイです。どうぞよろしくお願いします。
朝になると空気が重い。今日は学校へ行けるのか、行けないのか。小学校へ入学してしばらくしてから休みがちになった娘。私は努めて明るくふるまっていたけど、内心はいつも不安でした。今日はどうなるの?と。1週間に1~2日くらい、朝お腹が痛くて休みたいと言う。休むとお昼頃にはケロッとして元気になる、という繰り返し。
ある朝私は腹を決めて「痛いって言ってもすぐに元気になるんだから今日は絶対に学校に行って。」と半ば強引に着替えさせ、泣く娘を車に乗せ学校へ連れて行ったこともありました。到着しても車にしがみつき行こうとしないから、カラダで行かせたこともあれば諦めて一緒に帰ったこともしばしば…。どちらにしても学校に背を向け、悲しいやら情けないやらで涙が出て泣きながら帰りました。
なんでうちの子が。なんでみんな出来ていることがうちの子はできないの?と涙が次々と溢れました。社会からはぐれたような気がした、言いようのない不安に襲われました。
ここから長い長い「学校へ行かない」生活が始まりました。
