この子は我が実家にとって2匹目の猫でした。
約19年前に急にやって来て、片手で掴める程の大きさだったし、その時は実家がリフォーム中で、
床の細い隙間に入って遊んでたくらい小さかった。
夜中ご飯を食べたいと凄い声で鳴くし深夜に起こすのでとても怒ったりした。仏壇の菊の花かじったり、ご飯の鮮度が命だったり。
でも結局、私が実家を出て9年は離れた。勿論帰ったときは一緒に過ごしたりしたけど。
このところ腫瘍ができて、もう薬も嫌がるしきついかもって言ってもう自然に過ごさせようとなった。
何度か様子見に実家に帰り、見に行ってた。
後ろ足が動きずらく、それでも前足で歩いてチュールを食べるから凄いって思った。
その日は歩いて水を飲みに行き、普段鳴かないのに(寝てることが多くて)妙に鳴いた。
今思えば、僕はまだ元気だよ!て言ってたのかな。もう行くねって言ってたのかな。
翌日はもう起き上がる事しなかったらしく母から連絡があり夏至の日に虹の橋を渡った。🌈🐱
先に行った猫が待ってると思うから迷わず行けたと思う。
何もしてあげられなかった。病気にしてごめん、あまり家に帰らなくなってごめん。
もうきっと魂は違う未来を探しに行ってるよね。今度はもっと幸せな人生にしてまた生まれ変わってどこかで逢おうね。
台風が近づいていて、レッサーパンダが話題な時に来たので "風太"
お陰で家族が救われました。
沢山沢山ありがとう。
2025.6.21


