ブラジルの育成部の監督たちは怒っている
ドイツのOberndorfで行われていたU19国際大会(94年開始)で昨年に続きブラジルのフルミネンセがFreiburgを破って2連覇を達成した。http://www.u19-oberndorf.com参加チームはFluminense,SC Freiburg,Bayer 04 Leverkusen,Eintracht Frankfurt,Newcastle United,Hajduk Split,FSV Mainz 05,Team Schwarzwald。ブラジルの育成部の監督たちは怒っている。セレソンが7-1で負けたって、なぜブラジルの選手育成が悪いという単純な論理を出すんだ。育成部レベルの国際大会でブラジルのクラブは結果を出している。問題は育成部の指導じゃない。元々、ストリートサッカーだけで選手なんてできてきていない。真面目に、愛情を持って、勉強をしている指導者が一生懸命、一人一人の個性を生かしながらサッカーという団体競技の選手を育てているんだ。でも、今はそこに代理人が大きく関わってくる。いくらいい選手を育てても、育成終了前(以前は20,21歳だった)に高額オファーが来て選手は出ていってしまう。それ以上のオファーを出さなければクラブは阻止できない。海外のクラブは、ブラジルのいい選手を欲しいから、ブラジルにいい選手がいるからかっさらっていくのに、なぜブラジルでいい選手が出てこないからセレソンが弱くなったという論理が出てくるのか。育成部の監督たちはフロントが変わったり、権力者と意見が違えばあっさりと首を切れられる弱い立場だ。それでも、彼らは一生懸命働いている。彼らの価値をないがしろにすることは許されない。