読後感 勇気をもらった | 霧島つれづれ

霧島つれづれ

鹿児島県霧島市の山奥で田舎暮らし。日々の暮らしや景色をつぶやきます。

 本当に久し振りに晴れました。朝は雨が残っていて、グランドゴルフの延期を会員
に連絡したものの10時位からすっかり上がりました。
 
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天気がいいと心も弾んでくるようですね。晴れが続くとまた文句を言うんでしょうけど
 
図書室で本を借りてきました。今回は2冊。
    ①なぜ日本の政治はここまで堕落したのか  松下政経塾の大罪   榊原英資著
    ②バカヤロー市議会議員  アナタの町にもいる妖怪政治屋    川名雄児
 期せずして政治関係の本2冊になったけど、新刊が少ない中この2冊になった。
 
今日のタイトルは読後感。読んだ後の感想ということで
 
 1 新・幸福論  五木寛之著
   五木寛之も今年の9月で80歳になるという。とてもそんな風には見えないけれど。深夜便での声ははっきりしていて若い。私の若い時からのオピニオンリーダーたる人であった。
 
   「絆」という字は、動物に縄をかけて拘束するという意味からきているらしい。そう聞くとちょっと見は美しく
思われる「絆」にしてもどことなく息苦しい感じがしないでもありません。    原文のまま
 
  「人はなぜ必ずいつか失われるとわかっているものしか愛さないのだろう」
  永遠に続く幸せなど、幸福とは言えないのではないかと思うことがあります。この幸せな時間が永久に続く
と保証されたなら、それはたちまち退屈な日々と化すにちがいありません。
 幸福は一瞬のものです。それはあっというまに過ぎ去っていくのです。だからこそ私たちは幸福に憧れ、幸せを求めるのではないでしょうか。     原文のまま  
 
    原文のこの文章が「なるほどなー!」と感じたところでした。
 
 
 2 怖いもの知らずの女たち   吉永みち子著
    山岳登山家 田部井淳子さん達の山の仲間が、田部井さんがふと洩らした「私シャンソンを歌ってみたい。」からコンサートをするまでの経緯が面白い。また6人の女達のこれまでの人生の生き様を描いているが
男社会で生きて結婚、子育て、仕事、介護などの波乱に富んだそれぞれの人生は女の応援歌か。
    男が読んでも面白かった。 少々近寄りがたいかなーとは思ったけど(笑)。