傍らに 開高健 著「風に訊け」があります。
村上春樹 著「風の歌を聴け」を久しぶりに思い出しています。
だれもが風に声に耳をかたむけています。


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シナツヒコとシナツヒメの入れ替わりの会話です。


いつか
そもそも、あなたがたは?
塩爺と同じような、、ときいたように思いますが。。

シナツヒコノカミ
わしらは、地球の意識体の一部じゃ。

シナツヒメノカミ
そう、地球のエネルギー。これが我らのいうところの風。

いつか
では、サクヤヒメと同じような?

シナツヒメノカミ
サクヤ殿は大地、我らは大気。
地球の意識にかわりないが、我らのほうが動きがある。海をわたる。
サクヤ殿は我らよりも熱く強い。
その現れの違いは、地球の見え方の違いのようなもの。

シナツヒコノカミ
そう、大地に空に海じゃ。

太古から、今この時まで、わしらはこの地球を見ておる。地球の循環としての。
わしらと人間はそもそもに対話しておった。今でもしておる。
しかし、今人間はその能力のほとんどを削がれておる。

その理由は、さまざまにいわれておるが、もしそれが、一度削がれる必要があったのだとしたならば、どう思うだろうか?そして、最適なる時期にその能力が戻るとしたらどうであろうか?

人間の中の不都合がみつかり、ある種のリセット、再起動の必要性が生じ、その際、さまざまな機能を停止せねばならなかったとしたら、それもそれら機能を保護するために。

そんな話をぬしは信じるだろうかの?

人間と地球は互助の関係じゃ。互いにバックアップもしておる。人間がこの地球内で想念のエネルギーを循環させることで、ある種の地球の生命を創り守る。

シナツヒメノカミ
意味もなしに、あちらこちらと出向かされているのでないということよ。
ぬしが生まれた場所、今まで出かけた場所、日本であろうと、海の向こうであろうと、理由あってのこと。そしてこれからが本番なのじゃ。

ぬしの気を動かし、変化、現象化する力はこれからのためにある。

いつか
なんと大きな話を、、、
わたしは、それに使命感をもって、、、、なんてことはないですよ。

シナツヒコノカミ
しかし、気づいてしまえば、動かぬわけにいかぬだろう?知識も理由もわからないのに。
それが我が身のこととして、実践し、動く者としてこの地に降りた者の性分であり証じゃ。
ただ、くれくれと言ってばかりおるのとは、違うということじゃ。それは、今回みて思ったであろ?

いつか
その性分は、あまりありがたくないです。。。
誰にも理解されない、相談することもないし、自分でも何やってるんだろう?って思うことがあるし、ただ出かけるのが基本的に好きなので出来ている感じ。
くれくれ、、、、知ることは大事でしょ?

まあ気づくことも多々あるけどね。
結局、どんな話であれ、私たちが住む現実(としている世界)とチャネリングなりの世界がまだ別々の世界になってるんですよ。人の意識の中で。まだ、切実な日常ではなくて、日常からの避難場所であったり、どこか自分とは別の場所の話に過ぎない。

そんな意識の状態で、あなたがたが何をいっても人間は知識として知ったところで、動きはしない。対処すべき日常は別にあるんだから。今しているこのチャネリングの行為もそう。ただの夢の中の話と大差がない。今の人間にはこのての世界において現実を動かすような切実さがない。ぼんやり夢の中にいる。でも、それは仕方がないことだとも思う。


シナツヒコノカミ
それはそうともいえる。しかしの、ぬしらがこうして話をする。実際に出かける。これは間違いなく現実の世界に落とし込みをおこなっていることでもあるのじゃぞ。その累積が新たな現実を作り上げるのじゃ。現実とは、それだけでもないが、それも確かなひとつでもある。

今に霧が晴れる。人間が思い出し始める。あらゆる刺激に気づき始める。今はその時に備えておる段階じゃ。

いつか
さっき人間に不都合があったといいましたね?

シナツヒコノカミ
正確には不都合というよりも、この地球と人間の互換性の問題じゃ。それの調整ということじゃ。それと、他にあわせてやるべきことを同時期に行った。爬虫類もプレアデスも巻き込んでの。

いつか
ほんとこの宇宙は何がしたいんだか?

シナツヒコノカミ・シナツヒメノカミ
それもいずれわかる。
迷うたら風をよめ。

ぬしらにも善き風を。我らとすすまん。






『 大橋トリオ 風の谷のナウシカ 』
風の谷のナウシカ の中で出てくるあるセリフが何げに記憶に焼きついています。
ナウシカがミト爺にいうセリフなんです。

「シリウスに向かって飛べ!」





金色の花びら散らして
振り向けば まばゆい草原

雲間から光が射せば
身体ごと宙に浮かぶの

やさしさは見えない翼ね
遠くからあなたが呼んでる

愛し合う人は誰でも
飛び方をしってるものよ



花や木や小鳥の言葉を
あなたにも教えてあげたい

なぜ人は傷つけあうの
倖せに小石をなげて

風の谷のナウシカ
白い霧が晴れたら

風の谷のナウシカ
手と手を固く握って

大地けって飛び立つのよ
はるかな地平線






こんばんは。

ちょっと不思議なエアポケットの中にいるような感じでしょうか?
何気なく、思い出すことが多かった今日このごろです。

わたしは、この時期のほんの数日がけっこう好きです。バタバタと忙しくもありますが、街の気持ちは年の瀬に向かい、気の動きもその色をおび。普段緊張感もどこか柔らかく、日常が少しづつ、非日常をまとい。気持ちを新ためるような心持ちにもなり、いつもより感謝の気持ちが大気に多く流れる。

こんな中ともに多くを感じ取れたら楽しいだろうなと思います。
この年の瀬、あなたにとって有意義な時間がありますように。

たまに深く息をすってください。

あなたが今この時を元気に安心して楽しめますように。
ますます あなたに善き風が吹きますように

おやすみなさい。