1960年代 ロンドンにアーキグラムという数人の建築家によるグループがありました。彼らは自ら雑誌を発行しその紙面の中で、当時の建築技術水準を超える奇抜な建築や都市のアイデアを発表しました。それは当時のメディアに流れる広告、SFコミック、ポップなグラフィックなどをコラージュし、建築、詩、デザインの分野を横断して表現され、後の建築家に多大な影響をあたえました。また建築家だけでなく、ポール・スミスなどのデザイナーにもその影響は及びました。
作品には、都市まるごと自由に移動できるウォーキング・シティやユニットを入れ替えオフィスビルや店舗など多様な用途にあわせて組み合わせが変えれるプラグ・イン・シティ、、などがありました。
この考え方は、前日のブラジリアのように理想象を描き計画される近代都市・建築計画の固定化されたシステムとは全く異なるものです。そして、現在の都市や建築はアーキグラムが描いた方向性で進んでいます。
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彼らのしようとしていたことは、メディアが作り上げる未来像を現在の自分たちの作品の中に引き込み改めて未来像をつくりあげ、再度現在のメディアに流すということでした。いってみれば未来の循環です。
メディアは現在にたいし未来の指向性を与えます。例えばひとつのロケットが完成すれば、次には月に到達する、、その次には月に基地をつくる、、、といった具合です。メディアによる未来像は、現在の変化にあわせて変化していきます。未来を循環させることにより、ある種有機的に変化をする都市や建築や未来を示唆し目指したのでした。
虫みたいな足が生えているのが移動都市・ウォーキング・シティ。
この未来のつくりかたをみて、この地球人類の変化の歩みを思いました。その変化はソフトランディングな変化です。
各時代においてメディアとは何か?となるところもありますが、時代の流れにより現在と未来、原因と結果が入れ替わりながら循環して変化していく。この宇宙がエネルギーの循環そのもの、エネルギーの新陳代謝により出来上がっているならば、この循環にどんな未来像を流すかにより未来と現在が変わる。。。。
この循環への干渉が各科学分野のインスピレーションや日本の漫画やアニメでしょう。そしてこれからは、チャネリングもその一部を担うのかもしれません。
過去の宗教や霊感の類は描かれる未来が、ただの予言でとどまってしまいました。現在と未来を上書きするところまで至らなかった。いいかえれば、それが宗教やそこからくる人間の意識の限界だったのかもしれません。
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いつか
どうでしょう?
ひとまず、急進的な方法による変化が選択されていないということで、こん感じで未来は現在に現象化してくるのだろうと。そして、循環がある以上、常に描かれる未来像は変化していないとおかしいともいえる。。。
???
そういうことだ。故に多くを知る者は絶望してはならないといった。
この世界はエネルギーの循環だ。その循環を見ずして何事も見出すことはできない。循環があるからこそ未来や現在が現象化される。
アニメなどで未来像を描いているこの日本からメタボリズム(新陳代謝主義)という思想が生まれたのもただの偶然ではない。日本人はそういった情報を受け取りやすくもある。
いつか
そうかもしれない、、ただ産業においては、アップルなどに溝を開けられている現実もありますが、、、、
???
それは過去にこだわった結果だ。エネルギー世界はより自由に流れがスムーズになる方向に進む。過去のやり方にこだわり、囲まれたガラパゴス的思考では、流れは滞るというもの。島でよかったこともあれば、まさに日本ばかり、、の島国根性でも問題はあるということだ。
ノーベル賞にしても日本だけ、日本さえ、、という姿勢のものはいないだろう?もし、ヒエラルキーや責任といったものを考えるならば、枠をこえた視野を持つ必要がある。
これから多くの未来のイメージがあらゆる場所におりてくる。受け取ったものは、それを循環させることだ。それにより未来がつくられる。
いつか
なるほど。
変わり続ける都市。人の手によって作り上げられた都市として世界的な成功例がもっともユニークな都市、江戸・東京だと思います。
PS:
現在(いま)に前向きに全力で向かうあなたの未来は明るいと思います。かりに途中、試練があったとしても、あなたの気持ちが、その試練を あなたをより強く美しくする材料に変えるでしょう。
あなたは、日々未来を作り続けています。だから、泣いて笑って楽しんで、胸を張って進んでください。
だから、あなたがゆっくりぐっすり眠れ、明日の力をその体に宿せますように。。
愛らしい日々を愛らしく
やわらかい日々をやわらかく
すごせるために。。
『 あの日タイムマシン 』
♪ 走り出せ前向いて
かじかむ手で空に描いた
君の未来に祝福の灯りともす
切り開け その手で
聞こえるかい?この声が
素直に笑える事 抱きしめ
今 走り出せ
・・・・・
時を越えて またいつか
「あの日」を誇れるように
左回りの時計も一つもって行くよ
切り開け その手で
笑えているかい? 自分らしく
譲れない想い 握りしめて
今 走り出せ ♪