先日の中華街での写真展で、会場に写真展とは関係ないベトナム戦争時のベトナムを撮った一冊の写真集がありました。手に取って見ると内容は想像どうりの悲惨さでした。

しかし、あまりにも悲惨な光景をみると、わたしの感情はスーっと冷めていき、思考の方にスイッチが入ります。怖いとか悲しいとかではなく、「なんだこれは?」「何が起きている?」というふうになります。

そんな冷めつつある感情を感じながら、ふと思いました。
特殊な出来事は人間の感情を手段的に振り切るための経験目的で起きているのではないか?と、、、

普段、感情はあるリミットを超えないよう調整されていると思います。しかし、戦争のようなかなり特殊な状況に置かれるとそのリミットがはずれて感情を振り切るのではないか?それも集団的に。

リミットを超えた感情が行き着くところは、いってみれば狂気ではないか?

今回の人間の歴史の中でも特に一次二次の世界大戦~ベトナム戦争までは、怒り、憎悪、恐怖の暗い感情のリミットを超え振り切り、その先の狂気を人間は見せられたのではないか?、、、と。。。。


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御前
わしじゃ、、、

いつか


御前
アメノミナカノヌシじゃ

いつか
御前ですか?

・・・・・

御前
そうじゃ。。。よいではないか。

いつか
では。。

御前
人間は自らが持つ感情を理解するには、一度感情のリミットを振り切る体験をせねばならん。戦争といった特殊な状況においては、その感情の経験のためだけにあるわけではないが、感情を観るという意味でも大きな経験となる。

戦争だけではない。日本ではバブル経済時における享楽ぶりもそうじゃ。その後のバブルの崩壊時も少なからずある。ひとつにいえるのは、集団的、全体的な感情のリミットの振り切りということじゃ。

感情のリミットが切れた先にある狂気。怒りや憎しみの先にあるもの。また喜びの先にあるものは何か?その時に人間の体内には何が目覚めるのか?

それを余すことなく記憶しておる。

いつか
振り切ったら何があるの?狂気の本質は何?

御前
肉体は制御具でもある。その制御の脱落がおきる。
その後の暴走と覚醒じゃ。
それがどう現れるか。。。
むろん現在までの人間では覚醒まではいたらぬ。。。暴走どまりじゃ。しかし、人間の持つ裸のエネルギーの一端が姿を現す。

しかし、ただ怒りや憎しみ享楽ではダメなのじゃ。そこに哀しみがなければ。哀しみを知った怒りや喜びじゃ。

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いつか
冷戦時には?

御前
疑心と正義心じゃ。

いつか
その後の戦争は?

御前
そこからは、おぬしのいうように性質が違う。イデオロギーの本格的な解体と本格的に表にでてきた経済の戦いじゃ。

そういう意味では、先の2回の世界大戦のような戦争は、地球人類にとってもはや必要ないのじゃ。必要というとおぬしらには違和感があるやもしれぬがの。。もう学びのステージが違うのじゃ。

それでもなお、三次世界大戦を起こそうなどとするならば、なんらかの介入がある。そして、その介入は既にあったということじゃの。。。この地球の起事の歴史はあらゆる面からみて合理的に進められる。

実のところこの地球上での人間同士の戦争にどのレベルからみても合理性はもはやない。儲けをたくらむ輩からみてもそれほどでもないはずじゃ。戦争よりも宇宙となっていく。

そこに行けぬものは、取り残され組ゆえ排除じゃの。

いつか
でも不穏な気配はありますが?

御前
地球の歴史の合理性にあわぬものは、なんらかの形で排除されることとなる。今は全てが見えておるわけじゃなかろう?


いつか
起きて見えてからじゃ遅いんじゃないの?

御前
すべては綱の引き合いじゃ。それが見えておるのか?というておる。

それに日本国内はない。

いつか
他の国は?

御前
紛争はある。あとは憤まんと歪みからくるエネルギー次第じゃ。

いつか
んん。。。紛争はあると、、
地球どうなるのか???

御前
いうなれば、明るいということじゃ。

いつか
そうですか。油断はできないけど。。。未来が明るくあるよう努力・イメージすることですね。

今回はこの辺で。。。ありがとうございます。

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後から、

御前
戦争は理性で受け止めよ。戦争による人々の痛みは感情で受け止めよ。


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まだまだ、いろいろ起きているのは事実ですが、
なんというか?明るさを感じ、信じられる未来の道しるべが、微かではあるけど浮かび上がりつつあるという気がしています。それが実感です。

『 刻を越えて 』
♪ 今は動けない それが運命(さだめ)だけど、
あきらめはしない もう目覚めたから
燃えるときめきは 時代を映し
色鮮やかに 燃え盛る炎

Crying 今は見えなくとも
Searching 道しるべは浮かぶ

I wanna have pure time
Everyone's a noble mind ♪

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この歌詞をみるとこんな言葉を思い出します。
人間の道しるべとなる言葉かもしれません。

『 PER INTERESSE NOBILI (高貴なる欲求によって) 』

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そして、、
『 水の星へ愛をこめて 』
♪心にうずもれた優しさの星たちが呼び合う
 波間さすらう難破船のように

 もう泣かないで
 今あなたを探してる人がいるから
 お前にあいたいよと ♪


 




PS:
今日もおつかれさまです。

不器用ながらも言葉をしたため伝えようとする思いに、ジワリときてしまいました。あたたかな涙です。

明日もあなたを信じて、がんばったり、がんばらなかったり、楽しんでください。

昨日に学び
今日に生き
明日に希望をもって、、、

いつか どこかで

お体大切にしてくださいね。大切なあなたなのですから。



<memo>
・だいご ごだい
・いつか どこかで

・流れ星
・きっと いつか

・いせ