リヨン
いえ、私たちは進化が止まったとは考えません。しかし、飛躍的に進んでいるとも思っていません。そもそもに私たちにおける進化とは、明確な定義がありません。しいていうなれば、先ほどの創造の源に立つ、もしくは近づくということでしょうか？
いつか
それはいわゆる、信仰ととらえていいのでしょうか？
リヨン
いえ、科学です。私たちにも信仰はあります。しかし、こと進化というなれば、それは科学の範疇です。
いつか
ん～、おっしゃりたいことはわからなくもないですが、この質問は袋小路ですね、、、
プレアデスと地球とテクノロジーはどのくらい差がありますか？
リヨン
プレアデスの進化の加速度ですすんだ場合、地球の時間でいうところの２万年ほどです。
しかし、あなた方地球人の加速度でいいますと、予想不可です。というのも、あなた方の変化には、常にタメがあります。タメが臨界点に達した時にジャンプが起きます。私たちプレアデスには、そのタメがないです。ジャンプも地球のそれとはまったく小さいものしかないです。
しかし現時点で観た場合、１万年は差があると思われます。
変化のタメ、決定的に私たちとあなたがたの異なるところです。実はこのタメについては、正確な理解をまだ得ていませんが、感情が鍵だとも考えています。
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いつか
少し話を変えます。
あなたがたは、日々何を糧として生きていますか？食料ではなく、目標とか喜びとか、、、
リヨン
まさに喜びです。今生きることの喜びです。
いつか
その喜びには、どのような喜びがありますか？
好きな事に集中しているとか、何かを達成するとか、、、、
リヨン
どちらもあります。ただ、仕事という価値観がないため、自分の欲求に照らしあわせて 好きな時間を過ごしている、達成している、、、となります。
いつか
誰かの為に何かをするというのは、欲求にありますか？
リヨン
もちろんあります。
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いつか
なぜ武力を解決の手段とするのですか？
リヨン
私たちの意識、テクノロジーがその水準である、、、ともいえますが、この宇宙が戦いを求めるからともいえます。
いつか
宇宙が求めるというのは、本当でしょうか？
リヨン
それは、正直なところ わかりません。ただ、戦わずして解決する術を持ち合わせていないのです。あなたがたの歴史における戦国時代。あの戦いに明け暮れた時代ですら、戦わずにことをおさめるというやり方はありました。もちろん、人質など策も含んでですが。しかし、それは感情、価値観に共有するところがあっての話です。感情の無い相手、価値観の重ならない相手には、戦いがつきまといます。
いつか
それは、あなたがたや私たちの思い込みという可能性はありませんか？
リヨン
あるかもしれません。しかし、わたしたちは、そこから先をあまり追求しません。
いつか
なぜですか？
リヨン
わからないからです。
いつか
なるほど 意外ですが、いい答えですね。
感情のもつ温度 ということを考えると何かあるかもしれません、、、と今ふと思いました。
温度とは 移り行くもので、冷たいものを温めます。
それは価値感ではなく、振動の現象ですから。
物質をも震わす感情の温度、、、
つづく、、、
『 3月のライオン meets BUMP OF CHICKEN ～ Fighter ～ 』
この曲は何気に２回目の登場ですね。
笑いと涙にやどる あたたかさ。
だれしもが Fighter。
戦いが避けられないのならば、
あたたかな Fighter でありたい。
あなたの持つその温度のある思いを見届けられる時間を祈って。
そんな思いを抱くあなた と あなたのココロを祈って。
あなたはいつも私に新しい景色を見せてくれます。
３月のライオン、描写をかみしめたい あたたかな作品ですね。