蝉が沢山鳴いていますね。
蝉の幼虫の抜け殻も沢山みつけます。
すでに力尽きた蝉の姿も見るようになりました。
公園で幼虫がでてきたと思われる穴をみつけると、
ここ普通に歩いたり座ったりしてた場所なんですけど。。。
と少しドキッとしたりしています。

さて、蝉。。。。ジャンジャン鳴いてるのはそれどころではないという
感じなので、鳴き終わり生きているけど横たわっている蝉くんと。。。
けして饒舌ではないようで。。。

蝉くん、君たちは一生をほとんど土の中で過ごし、外に出るのは
ほんのわずかだけどそれって悲しくないの?

『・・・・・主は土の中。。。。外は命つぐため。。。』

土の中がメインの一生だと。。。土の中では何をしているの?

『・・・・・聴いてる。。。。根、土、動物。。。出ても大丈夫か。。。』

いろいろ聴いていると、、、それは目的があるの?

『・・・・命つぐため。。。。命つぐため。。。。』

それだけ?外にでて、鳴きつづけるのはなぜ?

『・・・・命つぐため。。。。命つぐため。。。。』


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蝉という生命をつなぐことだけを意識しているようですね。
そこでふと思い。。。
もしかして、蝉型の宇宙人とかいてその遺伝子を保存してる?なんて妄想を。。。

誰かいますかね。。

塩爺
『わしがこたえよう』

えッ?

『わしが答えてはおかしいかの?』

いや、こんな話に、、なんて思って。。。

『いや身の回りものをよく観察することは大事なことじゃ。。』

ではよろしくおねがいします。
ふとですね、バルタン星人みたいのを思いうかべましてね。。。
いるのかなあ。。。と、それに地球はあらゆる遺伝子の博物館というか
貯蔵庫というか、、そんなことをきいたことがあるので、、、、いるんだろうなあと

『おる。昆虫型の宇宙人はおる。おまえの云うバルタン星人とはちがうがの。』

蝉は彼らが自分の遺伝子を残すために残したもの?

『彼らが、、というのは正確ではないが、遺伝子を残すためというのはそのとうりじゃ。
蝉たちは命をつなぐことだけを意識にインプットされておる。そういう意味では土の中
が都合がよいと考えたのじゃ。』

ではなぜ外へ出るの?

『生殖。命をつなぐためじゃ。この地球において世代をかえてつなぐことは、この星の変化の周期に対応するため
変化のなかで新しさ、命の鮮度を保つためじゃ。個体の生命維持的 体力も関係しておる。大きく少なくよりも
小さく多くのほうがより 永くしぶとく残りやすいの。』

ちょっと脱線。。。
なぜ?あんなに鳴くの?

『一般的には生殖のためとされておると思う。が、命をつぐ際、一生を終える際、肉体的エネルギーを使いきる必要が
あるのじゃ。長年においてたくわえられたエネルギーを発散し生殖にも利用し。自ら力尽きるために振り絞っておる』

いわば自ら死ぬために鳴いている。。。

『いや新しき命を繋ぐためじゃ』

何かメッセージを伝えてるとかは?

『蝉の世代交代する個体数を把握するにはつかっているようじゃ。』

ようじゃ。。。蝉星人が?

『そうじゃの。いわゆる多種にわたる昆虫系はその遺伝子・命の存続について独特の価値観をもっておるのじゃ。個体数など非常にこだわっておる。命存続のためには容赦のないところも表す。短絡てきというかトカゲの計画的陰湿さと異なる短気さがある。それはそもそも、本質的に昆虫系の肉体構成するエネルギーが、いってみれば軽い、エネルギー質量的な脆弱さをもっておるのじゃ。その分形態を変化させることは得意としておるし、また身を守る自らの機能、形態もバラエティに富んでおる』

『じつはこのエネルギー的軽さが奴らの肉体的特徴でもある。質量をあげることなく強度を保つことが可能なゆえに身についた跳躍力、飛翔力、肉体変化など。。。地球の昆虫たちの特徴にもみることができる。例えば、どんなに跳躍力をあげても質量が大きければ、着地の際自らの体を支えることすらできない。』

ほう。。昆虫系、地球にいます?

『おる。まだ多くはないがの。』

遭遇する?

『ほとんどないであろう。したとしても気づきまい、姿をかえておろう。』

ん~。。こんな話をきくと、なんか虫たちを見る目が少しかわるかも。。。
時間なものでこのへんにしたいと思います。
ありがとうございました。

『うむ。。』

なんか夏休みの自由研究みたい。。。