前回は、過去数年間練習し続けてきたものと、あまりにも違う設定値をウェブ上で発見し、それを使ってみるか迷ったところまで書きました。
迷いに迷った末、これまでの本とは全く違う、ウェブ上の設定値で試してみることにしました。
それまで数年間も「バネ圧100g、接点間隔0.08mm」で練習していたものを、一気に「バネ圧300g、接点間隔0.3mm」に変更したのです。
最初は、やはり重くて(バネ圧)、遠くて(接点間隔)疲れやすく感じ、とてもものになる気がしませんでした。
そんな不安を抱えながらも1〜2ヶ月ほど練習を続けていくうちに、だんだん「バネ圧」をうまく使えるようになってきました。
これまでは、腕〜手までの重量をすべて支え、かつ、少し触れただけでも打ってしまうので、それを制御するのに、また力が必要でした。
ところが、バネ圧を適度に強く、接点間隔も適度に広くしておくと、腕〜手の重量をある程度、電鍵に預けることができ、それをコントロールしながら打鍵できるので、疲れにくいことが分かったのです。
(うまく表現できているか分かりませんが……)
その上、さらに1ヶ月ほど練習すると、手首もうまく使えるようになってきました。
これまで何度も耳にしながらも、まったく実感できなかった「縦振電鍵は手首の動きが重要」との教訓が、実感できるようになったのです。
これは自分にとって大きな収穫でした。
結局、その後もさらに2ヶ月ほど練習を重ねて技術を磨き、設定値を変えてからトータル6ヶ月弱の練習で、一総通の送信試験を突破することができました。
続きます。
