Hello!!
前回、カナダ国内での引越しの流れを書いてみました。
トラックで送った愛車の受け取り後に起きた事故について今回は書きます。
車の受け取りが難航した上に、ハイウェイのピークの時間帯に当たってしまい、慣れない都会の運転に夫は疲弊していました。
それでも無事に家まで運転してくれたのは感謝です。
当時住んでいた家では、上に住んでいた家族も車を1台持っていて、私たちの数日借りていたレンタカーがあったときは、縦に2台駐車していました。(よっぽど大きい一軒家以外は大概このように停めるようです)
私たちは夫の休日くらいしか車を出す予定がなかったので、上の人に出やすい外側に停めて貰おうと声をかけ、退けようとバックしていたその時…!!!
バックアップカメラに映る黒い物体…!!!
私が気づいた時にはもう手遅れバキッと音がしました
初めて対車のこちらからぶつけてしまった事故です。(アルバータでブラックアイスで滑った時は単独事故。。そしてぶつけられた側は経験済みですが。。)
真っ暗闇の中、駐車するべきではない反対車線に、黒い車がハザードも付けずに停まっていました。
とはいえぶつけたのは夫で、確認不足であったのは間違いないのでまず外に出て謝罪。
出てきたのは若い男の子。
彼のセダンのお尻はボッコリ凹んでしまっていました…
どうやらお母さんの車だったらしく、彼の電話口で”あんたまたなんかやらかしたの?”的なことを言われていて、笑えない状況なのに少し笑っちゃった。きっと君いつもやらかしてるんだね
今回はありがたいことに怪我人の出るような事故ではなかったので自分たちと保険会社で解決です。
前にぶつけられた時の経験から、まずはお互いの免許証と自動車保険の詳細を交換しました。
その時に男の子は現金での和解を提示してきて、確か$3000(約30万円)でなかったことに、と言ってきました。確かにこちらの免許証に履歴が残り保険料が上がってしまうことも考えたら場合によってはwin winかもしれません。
でも保険料が多少上がっても何か問題に巻き込まれることは避けたかったので拒否しました。
自分の保険会社に電話したところ、怪我人がなくレッカーが必要ないのであれば相手と一緒にcollision center(事故の報告をするセンター)に行ってくださいと言われました。そして自分の保険会社との電話では、情報の提示などは一切なく、修理もないのであれば特にすることはないと。(うちの車は奇跡的にかすり傷一つありませんでした)
男の子と翌日にcollision centerで待ち合わせをして、もう遅い時間だったのでその日は終わりです。
しかし当日、待ち合わせの時間になっても彼は現れず連絡もつかず…
待っても来ないので自分たちだけで中に入りました。
中には人がたくさん…!センターもここだけじゃないのに、どれだけ事故が多いかですよね。。
入ったらコンピューターに事故の詳細や、自分と相手の情報を入力します。
わからないことがあれば、職員さんが常に近くにいて教えてくれます。
入力が終わったら、窓口に呼び出されて、改めて内容の確認をしたら終わりです。
結局男の子は姿を現しませんでしたが、私たちはやることは全てやったのでセンターを後にしました。
あの後も特に保険会社からは連絡もなかったし、あの子かお母さんが保険をクレームしたのかは謎です。
ちなみに私たちの保険料は上がらなかったです。
もしどなたか読んでくださっている方がレンタカーを借りる時、旅行保険などに入っていたら一緒に車の保険がついてくることもあると思いますが、できれば現地でピックアップの時にフルでcollision coverageをつけることを、元レンタカー会社の者としてお勧めします。(カナダ以外ではどういう仕組みかわかりかねますが)
それがあると全てレンタカー会社が対応してくれますし、ぶつけたり擦ったりしてしまっても旅行保険のように一旦修理費などを支払って後から戻ってくる、というややこしい手続きがないです。
唯一することと言えば、レンタカー会社のレポートを記入することくらいかな?
数十ドルから数百ドル(借りる日数にもよりますが)の保険に入らずに数千ドルを支払って、後悔してるお客さんをたくさん見てきたので、特に旅行で借りるときは楽しい時間を犠牲にしないように、私はクレジットカード付帯の保険もありますが念のために現地でも入るようにしています。一度も実際に使うシチュエーションになったことはないけど、後悔はしてません笑
ついでな話。
私自身は、ブラックアイスで滑って180度回転したことしかありません←”しか”と言っていいのか?
ぶつけてはないけど、下手したら大事故だったので怖かった。。
そんなこんなで、初めて起こしてしまった事故の話を書いてみました。
運転をよくされる方は、お互いどんなに慣れた道だとしても、毎度気を引き締めてハンドルを握りましょうね
今日も読んでくださってありがとうございました