東京 隅田川 桜橋
ダイヤ「アタりがなくなってしまいましたわ💧」
鞠莉「房掛けしたアオイソメも囓られて短くなってるわね」
果南「あんまり時間も無いしアオイソメ5匹ずつ針に付けてやってみようよ♪」
鞠莉「濁ってるし匂いと動きでアピール重視よ!」
ダイヤ「そんな上手くいくものなのですか?」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・グングン!
ダイヤ「本当に来ましたわ!?」
果南「ほら言った通りじゃん!タモは要らなそうだね、ぶっこ抜きでよろしくダイヤ!」
鞠莉「これが今回の本命っぽいわね!」
果南「34㎝のセイゴちゃん確保~♪」
ダイヤ「久しぶりの手応え、おや?これはタイリクスズキではないですか?黒い斑点がありますわ、ほら背鰭にも!綺麗な個体ですわ♪」
果南「日本にはスズキの仲間が3種類代表的なやつがいて一般的な【マルスズキ】と今釣れた【タイリクスズキ】、あとは【ヒラスズキ】、どれも釣り人たちからは【シーバス】って総称で呼ばれる魚たちだね!ちなみにタイリクスズキは中国原産で養殖の為に日本に持ち込まれて逃げ出したのが繁殖した外来魚だよ」
鞠莉「リバーシーバス・・・いや、リバーチーバスってとこかな!」
・・・・・・・・グングン!
ダイヤ「もう1本の竿の方にもアタりましたよ!」
果南「鞠莉が釣っていいよ!一応タモ準備してあげる」
鞠莉「それじゃお言葉に甘えてっと!」
鞠莉「は~い、こちらはお馴染みマルスズキのサイズアップ46㎝リバーシーバスになりま~す♪40センチ超えたら独断でシーバスに名前を変えさせてね!」
ダイヤ「遊んでくれたセイゴたちはリリースしてあげてまた出会える日を楽しみにしておきましょう!」
果南「なんだかんだで楽しめたかなん♪」
鞠莉「たまには遠征も良いわね!それじゃ片付けて沼津に帰りましょ♪」
ダイヤ「いつ収まるのかもわからないコロナ禍が続き、この調子だとルビィたちや千歌さんたちも当面の間は東京で釣りすることになるのでしょうか?」