夢を叶えるぱんのブログ -5ページ目
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人間失格

生田斗真の人間失格をみた。大庭葉蔵は生きるということへの執着が稀薄で 

善悪に対する執着もうすい気がする、

だからいくらでも転落し堕落することができる

うん、こういう人間は
いるね、存在が稀薄で生きることへの実感が乏しいから仕方がない。


私も一時期他人が言うところの底辺にまで墜ちてみようと思ったことがある
そこからみる景色はどんなものかと、

でも灰色な人間はどこにいても灰色なんです。

天国なんてどこにもないんです。


しばらく穴蔵で暮らしたいと思う。今日この頃。





セザンヌについて。

ロマン派→印象派

という流れのなかで、印象派から出発したセザンヌ
は相当すごい人なんだなと思った、

ピカソとかマティスにも影響を与え近代絵画の父と言われた人、

現代の絵画にも通じていてセザンヌが居なかったら、

マルセルデュシャンもでてこなかったかも!?


なんどもサロンに落選して落選者で展覧会をやってくれと直訴した人、


そう、負け惜しみじゃなくて芸術ってのは、メインストリートからじゃなくて突然現れる、無名の人がつくりだすもの。
この人は潔癖症で気難しいかんじがするけど、

生き様がカッコイイじゃありませんか、

晩年には凄く評価されるんだけど、それまでがながかった、


評価されるまでどんな気持ちでいたかわからないけど、

30代、40代、50代と情熱を持ち続けるのはすごいと思った、

逆にいうとサロンで落ちまくってた時代(40代の時に一回だけ入選したけど、友達の審査員に頼みこんで入選した、)

のサロンは、仲間内だけの馴れ合いサロンだったんじゃないかと勘繰りたくなる
(晩年には世間に認められる)


芸術に生き、一生を捧げ精進する、

そして歴史をつくり、歴史に生きて、ついには死んでいく、でもそこで終わりじゃなくて

また次の新しい歴史が作られる


そう考えると全てが繋がっていると思えるな。

なんにせよセザンヌは美しい生き方だと思った。
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