母に施設に入る話をした時、私は「気ままな一人暮らしだと思って!」と言いました。
トイレ付個室。外に出れば話が出来る誰かがいる。

不安な事があっても24時間対応してくれる。

私はそう考えていて、そう考えると「気ままな一人暮らし」なはず。

…でも、母にとっての日常は夜洗濯機を回しておいて朝洗濯物を干したり、目が見えにくくなりながらも掃除をしたり、お昼過ぎたら洗濯物を取り込んでたたんで片付けたりで…
そういう家事がない中で、まして自分の家ではない所での生活は、時間を持て余すだけの窮屈な所。

寂しい…

言いたいけどなかなか言えないその言葉。

どうにか慣れて楽しみを見つけて欲しいと言う私や家族の願いは、今の母には難しいね!

昨日、施設の母の部屋に電話を付けました。
家にいる時一日に何度も母の妹と連絡を取っていたので。

新しい電話機だけど、ちゃんと出られるかな?

生きる希望をどうやったら持てるのだろうか?

どうにか持たせてあげたい。