皆様こんにちは。
寄席ミシュランガイド主筆のディラ子です。
年度末でバタバタした関係でご無沙汰しておりました。
桜も散り、春が来たと思っていたのに寒い日が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて今回ご紹介させていただきますのはこちらの御仁。
寄席のクライマーこと、のぉ様です。
一見して生真面目さを感じる容姿、言動は食べ方にも注文をつけてくる
頑固親父の店を思わせます。
実際、わたくしも最初にお会いした時には一言「・・食え」と言われたように
記憶しております。
この感じは客を選ぶな・・・。
と思いながらひっかかる所があり、
足を運んでいると最初の感覚と違うなにかが見えてくる。
威圧感は確固たる理論の証だし、融通のきかなさは信じる道を
疑いなく見据えているからにちがいありません。
のぉ様はご自身の経験と研究を元に凛然たる頂が見えており、
寄席と言う名のアンナプルナを恐れず、進行方向だけ見て黙々と進む。
その姿は、なんとも不器用な登山家を思わせる。
時に不安になって前を行く背中を見ると、迷いなく進むのぉ様の姿がみえた。
他のルートがあるかもしれない。
だが、これが俺のルートだ!
と背中で語っているようにお見受けいたします。
ひなびた商店街で、まったく脚光を浴びないにも関わらず、
30年以上形態を変えないで、営業している洋食屋の頑固親父。
いつのまにか、独自の見解から和洋折り混ざったような食べ物ができる。
ナポリタンしかり、オムライスしかり。
それが受け入れられるのは多少時間はかかるかもしれないが、
食せば納得いくことは間違いない。
ジャンル プロデューサー
外観 ★★★☆☆ 3で構成できます。
敵 ★★★★★ 四面楚歌
企画力 ★★★★★ 誰にもまけないプロデュース力