それからかなえと俺は親しくなり
何でも話すようになった。
お互いの家を行ききするのは当たり前
だった。
これから先何年も変わる事なんか
無いってまだ幼い俺はそう思っていた。
小学3年の夏までは。
『タカ聞いてかなえねカレシ出来たの』
嬉しそうに報告してくる
かなえに俺はどう答えていいかわからず
『本当かよ。かなえに限って』
俺はこんな事しか言えなかった。
『本当だよ。キスしたもん』
かなえの言葉に俺は絶句した。
『まぁほっぺただけどねー。
タカは好きな子居ないの?』
かなえの質問に
『いるよ、お前』
俺はそれだけ答えた。
かなえはびっくりした顔したが
『そっか。でも、私哲也君が
好きだからごめんね。』
フラれた事よりもかなえが
付き合ってる哲也に俺は反応した。
『ハァ?哲也ってクラスの?』
あんな勉強も運動もダメなやつの
何がいいんだよ。
『うん、かなえの苦手な牛乳を
もらってくれるから優しいなって』
いやいやあいつはかなえの為ってより
自分の為、、。でも言える訳無かった。
