六本木クラスでいうところの私の敵はアイツだ！

こんにちは。

タロットセラピー伝道師

城田幸林です。

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話題のドラマ、六本木クラスがスタートしましたね。

もともと、韓国の「梨泰院クラス」（イテウォンクラス）
のリメイク。

韓国ソウルの梨泰院イテウォンという街がありまして

日本でいうと東京、六本木のような繁華街で、
若い飲食店経営者が理不尽な巨大企業に、
屈せずに立ち向かうサクセスストーリーです。

主人公の父親を死に至らしめた
敵側がわかりやすいのも特徴。

悪役親子がここまでやるかっていうくらい
主役をたたきのめすからこそ、

復習劇が盛り上がってしまうわけでして。

なんでこんなに、このドラマが流行るのかって、
誰でも自分の中に敵がいるから。

～嫌いな人なんていないわ～っていうあなたも
気づかないだけで、

子供の頃や学生時代にそういう存在がいたはず。

そして、

負けたくない気持ちは
時に想像以上の力を出していく。

六本木クラス（梨泰院クラス）のお父さんは
いつも明るくて優しくて
愛情深い人。

そのお父さんを不幸にして命を奪った
許せないヤツ。
絶対に負けられない。

うちの父も、ドラマのお父さんのように
私が小さい頃から本当に良く汗水たらして
働いていました。

日用品の問屋をやっていて
従業員は母だけでしたが
田舎から出てきて裸一貫で
独立したわけですから勇気あったんですね。

子供の頃は
トラックから荷物を運び出す
父親を恥ずかしく思い、

パリッとスーツで出勤する
友達のお父さんの方が
カッコ良いとうらやましく
思ったものです。

父は、私が中学生くらいから
時代の流れで仕事が低迷し
苦労を重ねて
50代からは勤め人に戻っていました。

昔から人が良すぎて
仲間の保証人になって
お金を返してもらえず、借金をかぶり
相当ひどい目にもあっていました。

あげくのはてに
大腸がんが見つかり
人口肛門になって
余命2年と言われていたけれど

10年も頑張ってくれて
80代まで生きました。

ちょうどコロナが世間に流行した時期でした。

話は変わりますが、
コロナ前、コロナ後で
私のメンタルや仕事のやりかたも
大幅に変わりました。

銀座で独立してから
休みもろくにとらず
働きづめで
いつも仕事の事ばかり考えていた自分。

コロナになってから
リアルセッションや
リアル講座を休止し

狼が野ウサギになったように
（そこまで可愛いキャラかどうかさておき）

草食動物となった自分。

草食も草食でフワフワお気楽
天然系になっていく自分。

「ぬるい」自分。

リアルセッションは復活し、
オンラインで講座は続けていますが
前のように寝ても覚めても
仕事に没頭する事は
なくなりました。

がむしゃらに頑張るという事を
しなくなり、
むしろできなくなり、
これで良いのか気になっていました。

先日ね、尊敬する経営者さんが講演で

「私は父にほめられたくて
仕事をがんばってきた事に気づいた」

ってお話を聞いて

もしかして、、、と、

自分への
疑いが
芽吹いたのです。

私が草食動物になったのは
コロナになってから

で
は
な
く

父が他界したからではないか？

そんなばかな、、、。

感謝はしているけど
生前、積極的に会いたいと
思った事もなかったはず。

まてまて。

そういえば、、、、。

父は4つ上の姉が生まれてから
次は男と決めていたらしく

母と一緒に私が生まれる前、
「徹」とおる　という名前を付けていました。

生まれてきたら女児だったので
ショックで病院に来なかったらしいのです。

女児の名前を一切考えていなくて

4歳だった姉が名前を
つけてくれたそうです。

記憶をひもとくと

小さい頃の私に父は

「お前は根性があるな」

「お前は、良く動くな

と何度も言っていました。

私は柴犬のように
無意識に父にほめられたくて
頑張っていたのか、、、。

私は小学校の時に、少年サッカークラブに
友人のつきあいで入ったものの
練習がきつくてやめたくて、

しかも私はクラッシックバレエが
やりたいけど両親に正直に
言えない子でした。

父が本物の皮でできた
サッカーボールと

本物の皮でできた
シューズを買ってくれたので

複雑な思いでした。

（いらないし、、、汗）

当時、小学生といえども
不良っぽい野生児の多い少年の中で
数人の女子がサッカーをやるのですから

ほんと、心身ともにきつかった。

夕方練習は試合練習が多く
血だらけになってケガをするので

朝練習だけ行き、
夕方練習に行かなくなりました。

それでも、
試合に出ていたので
ある男子にいじめられたのです。

当時の私は色が白くて丸顔なので
大福、大福と呼ばれていて

朝練習しか来ないから

「朝だけ大福」とからかわれ

「朝だけ大福！

試合に出るんじゃねえ！」

ノートに落書きまでされたけど
サッカーをやめたかったけど
やめられなかった。

父が試合に車を出す役
だったので、
試合を断るのはできない。

いじめられている事も
父や母に言えなかった。

少しでも男の子のように
元気に走り回る自分を
見せる事が

自分ができる事だと
思っていたのかもしれません。