手術日だけ、朝から個室に移された。今回、ベッド数が比較的空いていたため、スタッフステーションに近い個室にて一夜を過ごす。

麻酔が覚めてもしばらくは覚醒しているようで、執刀医が摘出した子宮筋腫を見せてくれたそうなのだが、記憶にない。記憶にあるのは手術室から運び出されて、ダンナと母が出迎えてくれたこと。そのまま個室に運び込まれる。

MRIの撮影によると、筋腫は7つぐらいあって、そのうち3つぐらいが大きいように思えたが、実は大小合わせて19個もあった!これは本人もびっくりである。2年前の手術(内視鏡による子宮筋腫手術)を受ける前は、確かにひどい生理痛があり、2日目などは歩くこともままならない状態だった。その筋腫を取ってしまってからは、ウソのように生理痛がなくなったので、自覚症状ゼロだった。確かに下腹部が少し出ているなぁ、と思っていたので、その原因が子宮筋腫にあったようだ。

手術室から出てくると、脊椎麻酔が入っていて、背中の真ん中、へそから10センチぐらいのところに麻酔が入っている状態。その先に痛み止めのポンプが装着してあり、自分の手元に操作できるような注射のような形をしたポンプがある。これを押すことで痛みの緩和を自分自身でコントロールできる仕組みになっている。押すと背中に冷たい感じがする。かなり固くなっているので、押すには両手の親指が必要なぐらい。



ふしゃふしゃの子宮筋腫、開腹手術体験記


あと、手術直後はトイレに行くことができないので、尿管が入っている。次の日、自分で立ってトイレに行けるようになれば、尿管が外れるそう。また麻酔を打つ前に、足首に血栓防止のポンプを装着されたままの状態。

手術直後はおなか周りは軽い痛みが感じられるが、麻酔が効いているのでさほど耐えれない程度ではない。むしろ脊椎麻酔のせいで、足の間隔が鈍っており、私の場合は、特に左足がパンパンに膨れ上がっているような感覚があった。痛みを感じれば、痛み止めの脊椎麻酔ポンプを押せば何とか治まる程度。

手術後は、2時間おき、3時間おき、4時間おき…ぐらいのタイミングで、看護師さんが検温・血圧・心拍数をはかりにやってくる。術後は傷を治そうとする白血球が活発に活動するために、一気に熱が上がるそうだ。私はもともと熱が出にくい体質なのだが、術後から37.5~38.5ぐらいの値を推移していた。夜中も検温のタイミングがあり、その時の体温が38.5とマックスであったため、熱さましと痛み止めの点滴を急遽装着することになった。

就寝後も何度か看護師さんが様子を見に来てくれるのだが、私は「お小水の出が悪いですね」と3回ぐらい言われ、そのたびにお小水の出が良くなるように左向きに寝返りを打つように言われた。手術直後から血栓防止のため動くことを推奨されているので、なるべく寝返りなどを打ったり、足首を動かして動くように心がけた。

術後はさほど痛みは強くない、看護師さんが手厚く介護してくれる、というのが手術日の印象だった。