恐聚族:同窓会に行きたがらない人達 | やーしーの子育て記録

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9年間の北京生活を経て現在日本で男の子2人の子育て中。子供は2人ともサッカー少年です。隙間時間を見つけてハンドメイドを楽しんでいます。

人民中国の12月号を外出先で読んでいたら

新語紹介のページがあり、この「恐聚族」というのが

印象に残りました。



私が中国語の意味を調べるときによく使う

「北辞郎」には

「旧正月休みの時に同窓会でお互いの近況を披露するが、

自慢比べになるのでストレスを感じる人たち」と

載っていました。

「家を買った」「給料がいくら」などなど、他の人達の話を聞くと

自分は…と劣等感を持ったりするようです。

人民中国の雑誌が手元にないので詳しい内容は忘れましたが

この劣等感や行きたくない気持ちは、自分が

家を買ったり、人に自慢できるような金額を稼ぎ、

そういう条件を持ち合わせることによって解消できるそうです。


この言葉を百度で検索していると、

「恐帰族」という言葉も見つけました。


中国は陰暦なので年越しは日本よりも先ですが

それでも一年に一度、大事な年越しに

帰省する人はたくさんいます。

ですが親に結婚や孫はいつだとせかされたり、

上のような集まりに参加しないといけなかったり、

お年玉で出費がかさむために、帰省したがらない人も

少なくないようです。


中国にいる外国人として、外で見かける中国人の人達は

いつでも、どこでも賑やかだし、特にレストランでは

円卓で、お酒をつぎあって大盛り上がり、という印象ですが

内心はそうでもない人もいるのですね…。


まあ日本よりも中国は人口が圧倒的に多いので、

日本よりもいろんな考えを持った人がたくさんいるので

みんながみんな、「恐聚族」「恐帰族」ではないと思いますが…。