唐突ですが
アル中で死にかけた私の父は若い頃
南米に住んでおりました。

なんやかんやありまして
日本で兄と私が産まれ
その後も南米関係の交流は続き
日本の(当時は)コンビニも無いような田舎で
スペイン語をしゃべる集いが
我が家で開かれたりと
異国文化に触れる幼少期を過ごしたんですよね。

ちなみに私はスパニッシュ全然ダメです。
父に教えて!と言ったんですが
男性名詞、女性名詞の使い分けの関係で
「俺が教えたら『オッス!オラ女!』
みたいな変な喋り方になるぞ」
と言われて諦めたんですが
今思えばんなわけねーだろ
めんどくさかったんだろ!
と思います。
チックショー


そして現在
今生ではお会いできないと思っていた人たちが
アルゼンチンはパタゴニアから
うちの母を訪ねてまさしく三千里
きてくれた…!!スゲェッ…!!

乗り換え待ち時間含めて
36時間
私も一度だけ行ったことありますが
発狂するかと思いましたもん。
着かなくて。
おかげで他の土地どんなところでも
感覚的には
海を越えなきゃ全部近所ですよ。

そんなわけで
約30年ぶりの再会となった人たち
実を言えば
会うのは億劫だったんです。笑
うちの母ときたら
典型的な世話焼きでして
なんでも首を突っ込みたがるくせに
話は聞いてなくて
喋るだけ喋って去っていくんですよ。

「あんたも来なさい!」
と言われてまあ、暇だし行ってみるかと
参加したら
楽しいこと!!


(若かりし頃の親族)


人間、高齢者になると

昔話ばかりしますが

大人になると何故なのか、がわかりますね。

やっぱ楽しいからですよね。

昔こうだったね、ああだったね、と

輝かしい顔で語る彼らは

老いてはいるものの

私が子供の頃に見た

まだ若い姿のままに重なりました。


国境を超えて

時代が変わって

デジタルコンテンツが普及し

オンラインでもすぐに

顔は見られるんだけど

こうして直に同じ空間にいて

生の声で表情を見ながら

人と会うことが

他に変え難い、満たされる、

何よりの娯楽なのだろうと思います。


会いたい人に会えるって
幸せなことですね。



本当にどうでもいいんですが

最近脳みそがバグってて…

味噌汁の具がこんなになりました。


おかしいなぁ。