月組感想の途中ですが…
今回大劇場に行くたびに強く感じたこと、と言うか“圧”について書きたいなと
劇団が華々しく祝いたかったであろう、110周年。
公演数の見直しや、宝塚での新人公演中止の決定が発表され、未来は混沌とし、今年のお正月には劇場前の門松もなく(喪中という判断だったのでしょうね)、おめでたい年の始まりとは到底感じられなかった大劇場も、年明けの『RRR』という出色の作品で活気を取り戻し、110周年のスタートは順調に見えました。
もちろんその陰では本当の再生に向けての話し合いが続けられていたようですが、それも、「合意(≠和解?)」という結論を得て、新年度が始まりました。
宙組再開決定時のブログにも書いたのですが、この110周年、劇団としてはずーーーっと前から準備してきたのだろうし(2024年が110周年ってのは、大袈裟に言えば創立時からわかっていたことですしね…)、何が何でも成功させたいという熱意と執着は並々ならぬものだったはずで、劇場もその喜びに満ちている感じ。
改札内の至る所でこのビジュアル。
ラウンジ前のサイネージは
ビールやら何やらのCMに混じってトップスターたちが現れる。エンドレスで。
そして月組『Grande TAKARAZUKA』の開演アナウンス前から流れる映像。
ここには専科も。
もし轟さんが在団されていたら、トップスター達と一緒にポスターにも入られていたかも?なんて思ったりしました
おめでたい。
おめでたいのだけどね…
この華やかさにちょっと違和感を感じてしまう自分もいる。
星、花、月。
それぞれ観劇時はそりゃもう楽しんだし、やっぱり最高タカラヅカ!などと思うのだけど、これがどうしてもやりたかったのね劇団…とどこか冷めてしまったりして。
これをやるために、そしてこれがなければ、どうなっていた?なんてことまでも。
消化できてないと感じます
多分いつまでも消化仕切れない。
それでも劇場に足を運ぶつもりだけど。
今の思いを抱えながらでも、観劇は続けます。
宙組はまだ一波乱あるようだけど(果たして1,2個の波乱で済むのか??)、宙組も含めて110周年を迎えられたことは、やはり喜ばしいことと考えるべきなのか。
ポスターもサイネージも、素敵なのに謎の圧を感じる。
今年の「おとめ」に、毎年掲載されている“姉妹・母娘ジェンヌ”紹介はありませんでした。
当然よね…
もう二度と載らないよね。
なぜって理由を考えていたら、また寂しくなりました
いろいろ考えすぎて複雑です
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