東京出身の私は、カジノ誘致で和歌山がどう変わってしまうのか、とても心配しています。
東京中心部の話をさせてください。
渋谷、新宿、六本木辺りでは、簡単に麻薬を手に入れることができました。学生服を着ていても、繁華街でぶつかって来た人がチラリと白い粉を見せてくるという経験は私も友人もありました。
和歌山の友人にこの話をしたところ「警察につかまらないの?」と驚いていて、自分との感覚の違いに私も驚きました。その売人がつかまったとしても"薬が簡単に売られている"という状況は変わらない、と漠然と受け入れていた自分に気が付いたからです。私も友人も、当時、特に通報もしませんでした。
昔に比べて、街も整備され、暴力団は表立って活動しにくくなったと思います。けれど、見分けがつかなくなっただけで、JKビジネスなんて言葉が浸透してしまったくらい、東京では子ども達が金儲けの道具にされています。
カジノは、付随するサイドビジネスが大きな危険を孕んでいると思います。
大金が動くところには、必ずそれを利用しようとする人が群がります。どんなに公の規制を張っても、地下で勢力をのばします。薬、売春、暴力団が暗躍することは確実に思えます。
子どもが自分を守る力が身につく、親がしっかりしていれば大丈夫などと言う人がいます。それは一理あると思いますが、思春期の子どもの少しの出来心が取り返しのつかないことになる可能性は高いです。
私達大人が第一にすべきことは、安全な街を守ることではないでしょうか。
この話を表に出した時、
「東京の話をされてもピンとこない」
というご意見をいただきました。
私も和歌山に住むまで、地方のことを聞いてもピンときませんでしたので、理解できます。
しかし、そういう方々にこそ、この話を読み、想像していただきたいと思います。
カジノが来たら、街がどう変わるか。
失敗だったと気付いても、走り始めたカジノは、もう県民の力ではどうすることもできなくなるのではないでしょうか。
和歌山には自然の資源が豊富です。尊い歴史と、素晴らしい観光名所もたくさんあります。食糧難が来ても、農地にできる土地はたくさんあります。再生可能エネルギーの原料になる木材も豊富です。日本の杉は中国で高く売れると聞きます。
もっと長い目でみて、試行錯誤しながら、地に足をついた経済復興を目指していきませんか。
今の子供達がこの"和歌山"に誇りをもち、彼らもまた安心して子育てをここでしていける!そんな未来を守るために、カジノに反対します。
=2020年3月まで和歌山にいたCさんからの投稿=
※一番上の写真は韓国のIRカジノの街カンウォンランドの周辺

