温度によって色が変わるという、サーモインクのボトル。
これは以前、タロウが通っている実験教室で「温度の実験」を行ったときに、家庭用教材としてもらったものです。
「あおー!」
「うん、青だねー。にーにのインクだよ」
なんて会話をしていたのですが。
「ピーチ(ピンク)ない!」
と言い出したハナ。
???
「え?ピンクがない?」
いぶかしる私に焦れたのか、おもむろにハナは私の手を取り、タロウのオモチャ棚のところへ私を連れて行き。
「ピッチー!(ピンク) ないのー!」
と、さらに主張。
あああ!
実はこのインクボトルは、周りの温度に反応して青色からピンク色に、色が変化するのですが。
どうやら、ハナは、このインクボトルがピンク色になったときのことを覚えていて、(同形の)ピンク色のボトルがない、と訴えているらしい。
「ハナちゃん! これはねぇ、ピンク色のボトルでもあるんだよ。
青から、ピンクに色がかわるの!
いいもの見せてあげるね」
てなことで、お湯を入れたコップを用意し、おもむろに実験を開始してみることにしました。
ハナにとっては、はじめての実験です!
「このコップに、このボトルを入れてみて」
私に言われ、ポッチャンと、ボトルを暖かいお湯の入ったコップにつけたハナ。
「どうなるかなー」
すると時間がたつにつれ、青色のインクがピンク色に変化してきました。
「あっ、色がかわった!」
「ピッチー!(ピンク)」
「ピンクに変わったねー!面白いねー。
じゃぁ、今度はこの冷たいお水に、ボトルを入れてみて」
「どうなるかなー」
「あっ、今度は青に変わった!」
この、「色が変わる」実験がハナはたいそうお気に召したようで、その後私がその場を去ったあとも何度も、ボトルを水に出したり入れたり、お湯に出したり入れたりを繰り返していました。
「ふしぎー…」
。。。
このサーモインクのボトルは非売品ですが、最近はこんなオモチャも売られているようなので、こんなので「実験」が出来るかもしれませんね。
- おふろで変身!おすしやさん
- ¥1,199
- 楽天
※モバイル非対応
- あら不思議!ティーポットのお水をカップに注ぐとお茶が入っちゃう!おふろで不思議なおままごと遊び...
- ¥3,800
- 楽天
※モバイル非対応
これらもサーモインクの仕組みを利用したオモチャです。
「色が変わる」って、子供にとっては魅力的な現象みたい。
。。。
ま、今回は「実験」と銘打ちつつも、やることは本当に些細なことでしたけど(笑)
ハナがピンクのボトルに「ない」と気づき、青色ボトルがピンクボトルに変身することを「発見」したのは、面白かったなーと。
目の前の現象に「なぜだろう」と考えながら挑み、
試行錯誤することで「原因」を究明する、ということこそが、
実験、いや科学そのもののはじまりなのかもしれませんね。
子供は遊びのなかで、こんな「実験」を繰り返しているのでしょうが、
傍らで見ている親としては、その実験のなかで
「原因」と「結果」を関連づけさせてあげるような、
うまい誘導の仕方が要なのかなーと思ったりします。
クリック してくださいませ。
携帯の方は こちら をクリック!