みなさんこんにちは! 今日の話題はMPシード。この車いすは、所長ジンボが松永製作所に勤務していた2018年に、欧州市場を狙って開発した日常用固定車です。実は、試作機第一号に乗車させて頂いた思い出深い車いす。また、それ以来6年間使用し続けているBEST of BESTの車いす。

 

   車いす人生になってから38年。過去に6年間乗り続けた車いすは、このシードのみです。気に入っているということもありますが、通常はどこかが破損して乗れなくなることが多かった。しかし、このシードは車重9kgにもかかわらず、一度たりとも破損は無し。ただし、温泉大好きの所長。すぐにベアリングが錆びるので、年に1回はタイヤ&チューブに加え、キャスター&ベアリングを交換しています。

 

   この車いすの開発に携われたことは大変光栄。当時開発責任者だったIさんに、心より敬意を表したい。当時はまだMP製品に対する、社内の風当たりが強かった中、本当によく踏ん張ってシードを完成させてくれました。感謝。

 

 

      先日納品したMPシード

 

   今回のシードは、スピナジーホイールに楕円ハンドリング。カーボン製サイドガード。社外キャスターは、アルミ削り出しのアルマイトブルー。さらに、フレームカラーはファインテックスブラックという、ツヤ消し&ゆず肌の特殊塗装です。

 

 

      7年目を迎えるシードの一号機が所長の愛車

 

 

 

 

 

 

 

 

   ようやく涼しく(涼しさ通り越して寒く?)なってきた10月下旬。所長は暑い夏も好きですが、暑がりなので寒い時期の方が何かと助かります。特に体臭(苦笑)

 

   今回の話題はMIKI FORCEの新型バスケ車。現在の市場は、過去に所長がブランド責任者を務めた、松永製作所のMPモデルが圧倒的で、日本代表や英国代表選手も多数愛用。また、オーエックスや日進医療器も頑張っている状況ですね。しかし、FORCEも頑張る!ってことで、今回プロデュースを引き受けしました。

 

      プロデュースした新型バスケ車

 

   コンセプトは唯一無二。そして、性能とデザイン性が高いレベルで融合した、ハイエンドのバスケ車を目指しました。MIKIは国内唯一となる、自社カーボン工場を持つメーカーなので、そこを活かさない手はないと判断!

 

      現行のF40から引き継ぐカーボンキャンバーチューブ

 

      こちらも現行のカーボン製ステップを採用

 

      新規でハブキャップもカーボン製!

 

      さらに、フレームの補強にもカーボンプレートを採用

 

   開発から試作車完成に至るまでは、所長ジンボもだいぶ無理を言いましたが、MIKI企業集団が一丸となって協力してくれました。その結果、10月上旬に東京ビッグサイトで開催された、国際福祉機器展の出品に間に合いました。感謝、感謝です。

 

   まず、初号機の試乗をして安心したのは、性能が想定以上のものだったこと。また、デザインに関しては、まだ細かい部分で修正する必要性を感じつつも、バスケ会場でのデモでは、多くの選手が「カッコいい!」と好評価。マジ嬉しい~!

 

   これから、市販に向けて細かい部分の改良や検証を進めていきます。まだ販売時期は未定。個人的には来年春の、大阪バリアフリー展に間に合わせたいかな。

 

 

 

 

   今回の話題は松永製作所のバスケ車、B-MAX DTの納品です。ユーザー様は、福岡ライジングゼファー車いすチームの6選手。通常、福岡は営業範囲外なのですが、以前より選手たちとの交流があり、B-MAXならばジンボに頼みたいとのご依頼がり、特別に対応いたしました。ただし、1,2台では経費割れしてしまうため、なんと一気に6台のご注文を頂きました。

 

   採寸は5月に飛行機で福岡まで飛んで、一日かけて念入りに行いました。福岡の選手たちは、天皇杯にも出場する強豪チームで、過去に何台ものバスケ車を乗り継いできたトップ選手たちなので、いつも以上に緊張感と準備を整えて臨みました。

 

   何度も図面の確認をしながら進め、製作に掛かり、無事納品を済ませました。納品の際には、養老の松永製作所まで車で走り、バスケ車を積み込んで南港へ移動。フェリーで新門司港まで行き、飯塚の練習会場にて納品会実施。13時から21時まで、練習会場にベタツキで調整等を対応しました。選手たちのパフォーマンスが、確実に上がっている状況を確認。また、一様に笑顔を見せてくれたことで安心しました。

 

調整作業中の所長ジンボ

 

   若干手直しが有ったものの、概ね良好で納めることができました。これから、彼らはニューマシンで佐賀の全スポ出場。年明けには、次回が50回記念大会となる、天皇杯への出場も控えています。皆さんのご活躍を祈念しております。

 

無事に全て納まりました!

※選手たちに許可を頂いて掲載しております

 

   最後に、所長のジンボを頼り、わざわざ福岡から注文のご依頼をして頂いた、ライジングゼファーの選手の皆さんに感謝。また、納品のお手伝いしてくれました、松永製作所のE様にもお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

   このブログでも何度かご紹介させていただいた、松永製作所製のMP K-MAXをご紹介。今回のK-MAXは、久しぶりに3P Actカーボンホイール装着の1台。フレームカラーは青系の中でも、ひときわ輝くキャンディブルー(オプション)をチョイス。

 

   また、身体状況から背シートではなく、Jay3ハードバックを装着しています。こちらは米国からの輸入製品で、非常に高価な物ですが、行政の補助を利用する場合でも、医師に必要性が認められれば、給付の対象になるケースもあります。

 

   さらに、フロントのソフトロールキャスター4inは、社外品のアルマイトの赤を取り付けて、アクセントにしています。センス良くまとまった1台になりました。

 

このフォルムがカッコイイ!

 

背側はJay3バックを装着

   

   こちらのユーザーは、所長と同じく元パラリピアンの田口様。彼女はパリパラリンピックの日本選手団団長として、26日からパリに行かれるそうです。もちろん、今回納車したK-MAXで渡航されるとのこと。パリオリンピック同様、パラリンピックも盛り上がり、アスリートたちが活躍されることを、心よりお祈りいたします。

 

ご本人に許可を得て掲載しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   久しぶりの投稿です。先月になりますが、MIKI FORC「NOVA RIGID re」を納品させて頂きましたので、ご紹介させていただきます。

 

   こちらの車いすは日常用ですが、フレームは固定車となります。やはり固定車は重量も、漕ぎも軽いので、長時間使用する車いすユーザーにとっては、非常に快適な1台となります。フレームはブラック系のパウダーコート(粉体塗装)に、ラメが施されています。一見地味に見えますが、ユーザー様があらゆる洋服との相性を考え、シックな色を選択されたそうです。

 

   各部にもこだわりが満載。例えば、キャスターフォークは片持ちで、片側1本のフォークでキャスターを支えます。また、部品にはパープルのアルマイトが施されておりオシャレ。ホイールはスピナジーのLXL-Lacedの12本スポーク。さらに、サイドガード&フェンダー、ハンドリング、フットプレートは、全てドライカーボン採用。フルカスタマズされた1台です。極めつけは、カーボンハンドリングに、オリジナルのデザインがプリントされています。ユーザー様超こだわりの1台です。

 

   

   車いすの後方には、以前このブログでもご紹介した、ペルモビール社のスマートドライブを装着。1度の充電で19.8キロ走行可能(カタログ参照)となっており、長時間の使用や移動も快適です。おそらく、世界最小最軽量の電動ユニットですが、ユニットだけで92万円(税込)と超高額です。当ショップでもスマートドライブは、初めての販売となりました。

 

 

 

   余談ですが、所長の神保も普段は固定車を使用しています。毎日長時間座っている車いすなので、固定車の方が全てにおいて優れていると考えます。重量が軽い。漕ぎ出しが軽い。転がりが良い。フレーム剛性が高く疲れ難い。唯一欠点とされる、自動車などへの積み下ろしも、ワンタッチで車輪を外して積み込みをすれば、車内が傷ついたり、汚れることも格段に減ります。折り畳み車いすより、メリットがあると考えています。

 

   それでも、日本では9割以上が折り畳み車いすを選択されている事実。たぶん、狭い国土や家屋など、日本特有の環境や歴史的背景に加え、自動車の積み下ろし等が面倒というのが理由だと考えます。しかし、考えて欲しいのは、1日の大半を車いすで過ごす私たちは、快適に過ごせる方が良いと思いませんか?アクティブユーザーで、折り畳みの車いすが普及しているのは、たぶん世界でも日本だけです。欧米は固定車が9割以上のイメージですし、アジアやアフリカでも固定車の方が多いイメージです。

 

   とはいえ、選択するのはユーザー様です。そこは絶対ですね。