そして、生まれる。母になる。 | ブルカルボニックのブログ

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続きです!





朝方、今までは子宮内で爆竹鳴ってるような痛みだったのが、だんだん腰からお尻にかけてズガーーンとした痛み(ボーリング用の重いボールを子宮の底に落とされるような感じ?)といきみたい感じが来始め、お通じしたい感じ。もうムリ過ぎると思い、やっとナースコール。「トイレに行きたいですーー!!」


トイレに行ったらイキんでしまってよくないので、とまず診察され、子宮口9センチになってました!やっとあと一息!まだ全開ちゃうんかい!


こんなに苦しいのに、冷静沈着な助産師さん。

「お産の準備に入りますね」と言われ、室内をお産部屋に整え始められました。その間に何度もくる陣痛。お願い行かないで笑い泣きそばにいて腰をさすって…!!って思ってほんとにツラかった。


ちなみに吐き気もきてゲロゲロ吐きましたオエー


部屋を準備されて、いきむ練習からしましょうと言われ、ベッドの状態で足を広げ、「陣痛の一番辛いところでいきむ!!!声出さないで!息抜かないで!!長く!2回めもっと長く!!」と言われて頑張ります。


もちろんビクともしません。

いきむ時に膣内に指をグイグイ入れられるのもめちゃくちゃ違和感あって気持ち悪いし、集中出来ない感じ。広げて伸ばされてたのかなぁあれ。


足を自分で開いておくのもツラくて、痛みと共に足を閉じたくなるんですよね。縮みたくなるというか。


それを1時間くらい続けた頃か、6時くらいにバシャっとなって破水したのが分かりました。

かと言って何も進まないえーんいきみ方も難しいし、吸って吐いてと言われるんだけど、吸うと一気に陣痛を引き寄せるから痛みが怖くて吸いたくない。


何よりもう体力が残ってない。2日まともに寝てないんだもん。


それでも、確か朝5時台から10時くらいまでずっとその繰り返しでした。途中で助産師さんもシフト交代で変わったり、入れ替わり立ち替わりに違うベテラン風の助産師さんや先生が出たり入ったり。


いきみ方の指示が上手いベテランの方が来ると頼もしく感じたけど、一回やったらみんなどこかへ消えてしまいました。順繰り回ってんのか??


もう数時間も闘って、「赤ちゃん頭はすくそこですよー、上手ー」と言われるけども、赤ちゃんがハマる感じもないし、何も進んでない感じです。


どうやら我がビッグベビー、恥骨の所を越えられないそうな。それでもいきむ。果てしない永遠に見えて、気絶しそうになる。白目剥いてたと思います私。


「赤ちゃん髪の毛フサフサですね!髪の毛だけは先に生まれてますよ!」とみんなに言われました。その瞬間だけ少し笑えた。


10時頃、ベテラン風女医さんが来て、「このままだと赤ちゃん苦しいし、お母さんも体力落ちてキツいので、頭にカップを付けて吸引してお腹をグイッと押しますけどいいですか!?」と言われ、やっと次のステップがきた、何でもいいから出してくれ〜って気持ちだったので即OKしました。


しばらくして5〜6人くらい?ワラワラとベッドを囲みはじめました。私の足を押さえつける人やら何やら。


最初にお股に麻酔をされて、これがまぁ痛い。イテェーって叫ぶ。んでその後会陰切開。パチンパチン切られてこれまたイテェーーー!と叫ぶ。痛くない人って一体何?


そして、何やらグイグイと器具を入れられたのち、陣痛を待って、全員が「せーの!!!」と言った瞬間、吸引がブォーーーン!!からの男の先生がお腹をコレでもかというほど押してくる。


死ぬ。死ぬて…。みんなの迫力に私が負けてしまう。早々に諦める。


「もう一回!!いきみますよ!せーの!!!」


アカン。息が続かない。

3回やり直したかな?「もうコレで生むよ!振り絞って!!せーの!!!」


フンガーーーー💢


何かがお股を通る感覚がある…と思ったら


「目開けて!下見て!!」


自分の目線の先に血だらけの赤ちゃんが見えました。うわぁ〜〜〜!!!


「はい、いきむのやめて力抜いてー」


しばらくして、赤ちゃんのホギャホギャした産声が聞こえました。


う、生まれたーーーー

良かった、ちゃんと泣いたーーー

(安堵!やっと終わった!!)


赤ちゃんはしばらくその場でキレイにしてもらい、タオルに包まれて私の横に置いてもらいました。


やーーーっと会えた!やーーーっとお顔を見せてくれた!!可愛すぎる!!お前も頑張ったなー!!


「頑張ったねぇ、やっとお顔見せてくれたね」


と言ったかな??



3672㌘のビッグベビー、爆誕でした。


やっとの思いで生まれて、私は母になりました。