『星から来たあなた』ネタバレ・22 | ほぼテンダネスのブログ

ほぼテンダネスのブログ

韓流・華流ドラマが好きです♪
時々更新する気まぐれブログです。
よろしくお願いします☺❤

停電なのでロウソクを持って寝室にきたソンイ。
ベッドの上で人が寝ていてびっくりして飛び上がる。よく見るとト・ミンジュン。
「いつ忍び込んだの」
ミンジュンにそのまま寝ていて欲しいソンイは、起こさないように小さな声で言う「早く起きて。起きて帰って。」口の中でカウントダウン「1、2、3」
「警告も無視?努力はしたからね」ミンジュンが起きなくてうれしいソンイ。
お酒の匂いがする。「お酒は飲まないと言ってたのに」
その時、ト・ミンジュンが寝言を言う。
「私は・・・チャン弁護士といたいんじゃない・・・私は・・・」
ソンイ「私は・・・?」
ミンジュン「私は・・・」
ソンイ「誰といたい?
誰といたいのよ」

ミンジュン「チョン・ソンイ・・・」
ソンイはうれしくて、クッションを抱え、はにかむのです。

次の日の朝。ト・ミンジュンは目を覚ますと、ここが自分の家じゃない事に気づきます。

過去のト・ミンジュンの日記より
『私が最も嫌悪するのは 酒で記憶をなくす人です。泥酔して よそで眠りこけ 前夜の記憶が一切ない。
人間が人間であるのは自由意志を持つゆえです。しかしアルコールなどに支配され意志もなく行動するなど・・・チッチッチッ』

さて、今の状況。ソンイのベッド。昨夜の記憶がない。
布団から這い出すと、すぐ側のソファでソンイがジーっとこちらを見ていた。
ミンジュン「どうなってるんだ」
ソンイ「まったくよ。どうなってるのかしら」
ミンジュン「私は昨夜 確かに・・・」
ソンイ「確かに泥酔してここで寝てた」

ト・ミンジュンは心の中で考える『記憶がない・・・(首をひねる)私がそんなこと・・・を?そんなまさか・・・さっぱり思い出せない』

「だから飲むのを拒んでたのね。瞬間移動して勝手に入り込んで 前夜の記憶もなくすから」どんどんト・ミンジュンに迫っていくソンイ。
ミンジュン「ちょっと離れてくれ  それだと・・・」
ソンイ「それだと何?」
ミンジュン「私が落ち着かない」
「じゃあこれは?」そう言ってソンイはト・ミンジュンの唇にキスをする。チュッとかわいい音をたてて。
ぽーっとするト・ミンジュン。

仕掛けたソンイは片眉を上げ、どう?という表情。
だけどすぐに少し離れて言う。「帰って。もう会わない」
ミンジュン「だったら 今のは何なんだ」
ソンイ「腹立つよね」
ミンジュン「なに?」
ソンイ「私も同じよ。人の心を揺さぶっておいて『私は去る』『2度と来られない』なんて、どれほど身勝手なマネか、自覚すべきよ。」

とその時、ドアの向こうから母の声が
「ソンイ、入るわよ〜」
「だ、だめ〜!」急いで 部屋の鍵をかける
ト・ミンジュンにテレポーテーションするように身振りで言う。
母「どうして?」
ソンイ「今は話したくない」
ト・ミンジュンまだ消えず。
母「お化粧品借りるだけよ」
ソンイ「今、切らしてる。寝かせてよ」
ト・ミンジュン、テレポートしようともう1度試みるができない。
ソンイ「何してるの、瞬間移動で帰って」
ミンジュン「それが、できない。」
ソンイ「来る時はできたんでしょ?母さん達がいるのに」
ミンジュン「待ってろ」
もう1度チャレンジしたがダメだった。
ミンジュン「なぜだ。二日酔いで?」

やむなくベランダからベランダへ移ることに。
足を踏み外すと死ぬ高所。ふたつのベランダの間にある 、目隠し用の植物スペースを渡る。
ソンイ「超能力も宇宙人も実はウソ?」
ミンジュン「話しかけるな」
ソンイ「まさかキスで超能力が切れたの?」
ミンジュン「違う」
ソンイ「超能力は不安定だし、キスしたら寝込むし、地球人よりショボい」そう言って(舌打ちまでして)部屋に戻る。
ミンジュン「・・・なんて女だ」

部屋に入ったソンイ「何が超能力よ。」
部屋の中にユンジェがいた
ソンイ「やだ!びっくりした」
ユンジェ「誰かとしゃべってた?変だな」
ソンイ「(誰もいないのに)誰かとしゃべれるわけがない。ところでユンジェ、父さんに電話した?」
ユンジェ「言っただろ、父さんの記憶なんてない。気まずいだけだ」
ソンイ「でも自分の父親でしょ。気楽でも他人は他人、気まずくても父親は父親よ。」
ムスッとして部屋を出ていくユンジェ。
「ねぇ、自分は天からきたわけ?あんた宇宙人?」
ソンイの前では父親には会いたくない振りをしていたが、ユンジェは働いている父親を遠くからこっそり見る。
そして、清掃員としてゴミを集める父親を見てため息をついた。


ソンイの転落事故の犯人がジェギョンだとわかり、フィギョンは兄が他にどんな事件に関わっているのかを必死に調べていた。
すると、昔、交通事故で亡くなったはずの長兄のイ・ハンギョンが、ハン・ユラと同じ毒で殺されたかもしれないという可能性が出てきた。
ここにきてフィギョンは、ユ・セミの兄のユ検事に「兄が何をしたのか知らないといけない。兄にこれ以上罪を犯して欲しくないので協力して欲しい」と頼む。
まずはハヌル精神科病院を調べる事から始める。
ハヌル精神科病院に着いたユ検事は、許可なく作った捜査令状を持って、パク刑事と受付に行く。
強引に病室を探すがジェギョンの元妻ヤン・ミンジュは見つからなかった。
それもそのはず、ユ検事達が着いた時点で、ジェギョンの手下がヤン・ミンジュを他の場所に移したからだ。
だが、これは想定内の事態だった。
フィギョン達は誰も思いつかない策を講じていた。
(その話は後ほど)


ト・ミンジュンが外出から戻り、マンションの廊下でユンジェに会う。
「兄さん」
「ユンジェ、どこかに行くのか?」
「実家に行きます。姉が不機嫌で疲れるんです」
「そうか。またな」
「兄さん
姉は一見強くて何も考えてなさそうでも 実は違います。すごく弱いんです。
兄さんと何があったか知らないけど、何日も食べてないし 寝てません。」

ソンイはその日も眠れず、携帯でト・ミンジュンにLINEを送ろうかと迷っていました。
『ト・ミンジュンさん、何してる?』そう打ってから消す。
『何だか時間がもったいなく感じる』これも送らずに消す。
『1ヶ月でも10日でもいいから一緒に・・・』
『私はあんたが本気で好き・・・』送れなくて、消す。
もしかしたら直接話かけられるかな・・・
ソンイは少し緊張しながら咳払いをする。
「ト・ミンジュンさん」
眠れずにいたト・ミンジュンは、ソンイが自分に呼びかけていると気づき、起き上がる。
「ト・ミンジュンさん、聞こえる?」
ト・ミンジュンは自分の声がソンイに届かないとわかっているが、返事をする
「ああ、聞こえる」
ソンイ「聞こえてるかわからないけど、このまま話すね。
思い返してみたら、騒ぎ過ぎたかも。
私は小さい頃から気分屋で移り気な子だって言われてた。
歌手を好きになっても長続きしないの。
H.O.Tからジェクスキスに心変わりして
godの次はシンファにハマった。
私はファンクラブも5回乗り換えてる
とにかく よく気が変わるの。
考えてみたら あんたのことはすぐに忘れられそう。
でも未練が残るのはイヤ。何もしないまま行かれたら未練が残りそう。
だから
みんなが3ヶ月とか1年とか2年かけてやることを あんたの言う通り1ヶ月でやろう」
泣かないつもりだったソンイだが声が震える。
「それで、全部やり尽くしたら1ヶ月も経たないうちにあんたに飽きるかも
私はそういう女なの。」
ソンイまたポツリと呼びかける「ト・ミンジュン。」
「なんだ」優しく答えるト・ミンジュン。
ソンイ「ト・ミンジュンさん」
ミンジュン「なんだ   チョン・ソンイ」
ソンイ「私が忘れられるように   未練を残さないように   きれいに忘れられるように」涙が止められない。
ソンイ「力を貸して・・・」

ミンジュン「わかった。
だけど、私は君をどう忘れたらいい?」

ソンイ「聞こえてる?    聞いてるの?」
ミンジュンは、ぽたぽた涙をこぼし 口を手でふさぐ。
ソンイ「明日旅行に行こう。1日中くっついてれば あんたに嫌気が差すかも。嫌いになるかもよ
聞いてる?」
少し間があって、LINE着信音が鳴る
『行こう、旅行に』
ソンイは携帯を抱きしめる
そしてト・ミンジュンは、ソンイに聞こえないとわかっているのに、声をこらえて泣いた。

〜〜
いつも読んでくださって、ありがとうございます♪
ここ最近、超能力が不安定だったト・ミンジュンですが、今回テレポーテーションできなかったのは明らかにキスのせいでしょう(笑)
好きなシーンは沢山あるのですが、
この壁越しの会話(実際は一方通行の会話)も好きです。
ソンイは実質2回ト・ミンジュンに振られてまして、その事で自分の想いの方が大きいと思ってるんじゃないかな。
だから「忘れさせて」とか「忘れるからあなたは心配しなくて良いよ」みたいに言ってます。
実際はト・ミンジュンの方が命をかける程ソンイの事が(短所いっぱいでもw)好きで
ソンイには自分を忘れて欲しくない。
そしてソンイに、本当は自分の想いを知って欲しい。
だけど、「忘れて欲しくない」とか「君を忘れられないぐらい好きだ」とか重い事言ったらソンイを苦しめるから我慢する。
正直、韓流ドラマは男の子が泣きすぎなのが嫌なんだけど、表現方法の1つと考えるとアリかなと思います。