今日は「わか」の三回忌です。

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今日は一昨年亡くなったわかの三回忌です。

３月１４日に生まれた５匹の子猫。
おばあちゃんをアメショに持つ母猫が生んだその子達は、それはそれは可愛い子猫でした。
特にわかは、一際可愛く、スコティシュが入ったような、耳折れさんでした。
そんなわかは、生まれながらにして肝臓の不形成（血管が通常の半分しかない）で、保護してからは毎日が戦いでした。

食べたら吐く。
吐いたら死にそうになる。

最初は原因が分からなくて、兎に角負担の少ない食べ方を…と、二時間毎に少量のミルクを与える、と言うやり方でした。

いつもいつも、お腹すいたよ～、と訴えられるのが、本当に辛かったです。

もしかしたら、門脈シャントかもしれない、と診断されましたが、それが違うと分かったときは、もう、彼を治してやる道がない事を知り、途方に暮れました。

でも、そんなことはお構い無く、わかは今日も生きている。
ご機嫌さんで過ごしている。
だったらそれをサポートしよう。

いつしかそう思うようになり、いつまでも小さな子猫のような身体で、時々遊んだり、いつまでもだっこしていたり…。

そのまま時は過ぎると思っていたけど、そんな夢は現実にはなりませんでした。

この世に生まれて９ヶ月半。
2012年、一番最後の日にわかは旅立っていきました。

病院の看護師さんが作ってくれたわかの写真です。

あれから２年が過ぎましたが、いつもこの日が来る度にわかを思い出します。

大きな、高い声でないて、
「ボクはここにいるよ」
そう教えていたわか。

見上げる切ない瞳。

もう、帰らないけど、きっと毎年毎年、この日が来る度に私は思い出すと思います。

軽く、華奢な身体を抱き締めた日々。

１２月は、わか以外にもたくさんの命日があります。

７日がそとにゃんマロ。

１４日がうちにゃんごう。