日曜日の深夜１時。
外猫の餌やりを終えて帰ろうとした私の前に二人のお巡りさんが来ました。
「バイクのカバーの中から猫の鳴き声がすると通報が入ったので…」
該当するバイクを探しているようでした。
我が家の建物番号と同じ番号が、ひとつ公園を挟んだ先にあるので、そこじゃないかと教えてお巡りさんが向かうのとほぼ同時に携帯がなり、猫がバイクに閉じ込められてる!!との情報がΣ(･ω･;|||
すぐに愛用のミニバイクで向かいました。
そこには、とっても立派な大型バイクがありました。
カワサキのNinjaと言うバイクだそうです。
この中には猫
とても猫が潜みそうには見えません。
半信半疑で近づくと…
にゃー…と鳴き声が!!
猫の声です
丁度いちごちゃんくらいの感じの声です!!
猫が入り込んで、出られなくなっているか、誰かが何処かに閉じ込めているか。
懐中電灯片手にあちこち見てみるも、猫の姿はどこにもないし。
でも、相変わらず可愛い何だか切ない声で「にゃー」と鳴く。
脳裏には近くに住む野良猫にゃあが浮かびます。
虐待だろうか。
不安が棟をよぎりました。
すばるのおかあさん、にゃあです。
その声にはおまわりさんも首を傾げながら、一生懸命持ち主との連絡に奔走してくださっていました。
やがて、持ち主さんと連絡がつき、現場に来てくださいました。
若い男性が不機嫌な顔でやってきました。
夜中の１時半です。
当たり前ですよね。
私たちの説明に、多少呆れながらも、開けられる場所は全部開けて、
「多分、音はガソリンタンクの鍵穴辺りから漏れていて、猫はいませんよ」
と。
ガソリンタンクの音
信じられない!!
その間も、バイクかららは「にゃー」と鳴き声が。
「ほら、鳴いたでしょ
猫やん!!」
「いや、バイクの音なんです」
そんなやり取りの間に、お巡りさんがインターネットで調べてくれました。
「それ、ホントみたいですよ。このバイク、変な音がすると出てます」
それでもなかなか信じられませんでしたが、バイクを少し動かして戻す時に、にゃーと鳴きかけた声が微妙に変化して、ようやくやっぱりバイクから漏れる音なのだと信じる事が出来ました。
カワサキのNinja、要注意です!!
まあ、虐待とかで猫がひどい目にあっていなくてホントに良かったです。
良かったー！ お疲れ
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