寂しい風景を探す旅
バブルの恩恵を預かることもなく、かと言って貧しい生活を送るわけでもない学生時代を過ごした私ですが、何故か大学生の頃には“寂しい風景を見たい”願望がとても強かったように思います。
予備校時代の友人が貸してくれた、つげ義春のねじ式を読んでどハマりし、 なんだ!!この古いのに新しい風景は!!と大興奮したせいもあるかもしれない。
描かれていたのは幻想的な懐かしい日本の風景でした。
あの頃は日本の田舎には辛うじてこんな風景が残る土地もあったのです。
休暇を利用しては、青春18きっぷで“日本の寂しい田舎を探す旅”によく出ていました。
九州の東側にある田舎の漁村とか、中国山地の山間の寒い寒い寂れた観光地とか、東北の山奥の湯治場とか…あちこちいったなぁ。
今思えば、あんな辺鄙なところに女子大生がのこのこ一人で出かけて行って、よく事故とか事件に巻き込まれなかったな〜とも思うのですが。
今はもう、流石にそんな旅に出る気力も時間もないのですが、それでも毎年夏の終わりを感じると、どうしても見たい寂しい風景があります。
最後のシーンがなんとも味わい深くて良いんだよね…
いつか、この風景を眺めるために“日本の寂しい田舎を探す旅”を再開したいなぁと思っています。
ビギナーのサウナー
サウナが好きです。
よくある高温のドライサウナが苦手なので、人気のない低温のミストサウナに入ることが多いですが。
サウナ→水風呂→椅子に座ってお水飲んで休憩を3セットくらいやっております。
2セット目位から、体の内側からポカポカして、視界がボヤーンと揺らいでいい気持ちになってくるのですが、これが所謂“整う”状態であることを漫画『サ道』で知ったのでした。
昔通っていた町田市のスポーツクラブでは、アロマサウナタイムがあって、バイトの子がアロマオイルの入ったお水をサウナストーンに注いで、立ちのぼる蒸気をタオルでみんなに扇いで届けてくれていました。
あれはなかなか良かったなぁ〜
昨年は本番フィンランドのサウナにも入りに行きました。
ホテルに併設されたサウナで、調子に乗って蒸気を立て過ぎてサウナ室内をモクモクにしてしまったり、プールに併設されたサウナにすし詰めになっていた大きなおばあちゃん達に気圧されたりと、なかなか貴重な経験をしました。
フィンランド人は二言目には「サウナに入って行きなさい!」と言っていたので、我々日本人のお風呂と同じくらい日常に根差したものなんだなぁと痛感したのでした。
次回は願わくばラップランド地方でオーロラを眺めながらサウナに入りたいなぁ!(正しくは凍った湖に入ってオーロラを眺めるらしい)
夏休みはじめ
随分久しぶりのブログになってしまいました。
季節もすっかり夏になり、在宅勤務も相まって引きこもりがさらに進んでおります。
元々一人でじっとしてるのが全く苦じゃないので、この半年の自粛生活もそこまで大変ではありませんでした。
職業柄、一人でコツコツと行う作業が多いのと、打ち合わせもSkypeやzoomで事足りてしまう人間関係の希薄さ。だけど意外と快適でした。
とはいえ、普段はストレスを感じる人間関係も、全く関係がなくなればそれはそれで寂しいもんだなぁ〜と痛感しています。
20代や30代はじめの頃はいつも寂しいと思っていたけれど、あの気持ちは今思えば“ひもじい”という気持ちと似ていたかも。
実家で家族と暮らしていたり、仕事とか収入がまだ安定してなかった頃に度々襲ってきたあの感情は、飢餓感そのものだったなぁと思います。
(なんか怖いけど、ほんとそんな感じ)
そう考えると、こうやって歳を取ったこともまんざら悪くないなぁと思います。
自分で自分のご機嫌とりが出来るようになる。
自立して生活ができる。
そして自分の使うお金は自分でコントロールできるようになる!
大人になることができてほんとに良かったなぁ!
今年の夏も春に引き続き、きっとどこにも行けずに自宅待機が続くと思います。
この一年の思い出がコロナ自粛だけになってしまうのも、また貴重な思い出か?



