数年ぶりにブログを更新するのですが人生とは誠に波瀾万丈と思います。
12年以上前から夫が前立腺がんを患い今に至ります。
13年前の外国駐在前検診で病院嫌いの夫は前立腺がんの検査で最も重要なマーカーであるPSA数値が6で再検査が必要だったのにも関わらず私に秘密にしていて2年後にはステージ2と診断されました。
義父は前立腺がんの手術を三回して前立腺がんで亡くなって(92歳)おり義母も骨癌で足を切断していて(87歳)癌家系にもかかわらず本人の認識が遅すぎた為今に至ります。
私が全てを知らされたのは本人がステージ2になってから、それまでは前立腺肥大だとごまかされていました。再検査の時点で病状を共有してくれていれば現代医学で死期はもっと先延ばしにできたと後悔しかありませんが日に日に弱る本人には怒りをぶつける事もできません。
全盛期はまるでドゥウェイン・ジョンソンの様な風貌だった夫が今は食事も出来ず、喋る事もできず、呼吸もままならず...まるで枯れ枝のような彼を見ていると涙しか出ません。
自宅介護の為病状が心配で肉体的、精神的ストレスがすごいです。自分が寝てしまうとその間に呼吸が止まってしまうのではないかと思ってしまい寝る事もままならず2時間おきに確認。毎日会う往診のドクター、看護師、ケアマネ、ヘルパーさん皆さんの第一声目は「奥様眠れてますか?」です。
精神的にかなり強いと自他共に認めていた私でも不眠、味覚障害等の鬱症状に陥っています。
経験者は語ります、皆さん我慢せずすぐに周囲の方に助けを求めてください。この状況での我慢は美徳ではありません、ご自分とガンを罹っているご家族にとって百害あって一利なしの極めて危機的な状況です。
他人に相談するなんて恥ずべき事と思われる方も多いと思います、私もそうでした。
時代は変わりました、送る側として、また残される側としての悔いの無いことを。