こんばんは。

約2年ほど前にこんな日記を書いたおファビです。
『拝啓、テッド・ウイリアムス様』
この日記でイチローさんなら4割打者になれると語ったわけですが
それはもちろん条件付。シーズン200安打に固執しないで四球を選ぶこと。
四球を選んで多数が減れば当然打率は上がる。安打数もキープ出来るなら。
ただイチローさんは“ファンには一本でも多くのヒットを魅せる”
と言う哲学があるのでなかなか難しいでしょうとも書いた。
最後の4割バッターとなったのが1941年のテッド・ウィリアムズ。
今からちょうど70年前のお話。ハッキリ言ってもはや伝説。
でもその伝説になんとか挑戦してもらいたい。
今、イチローさんは選手として最も苦しいシーズンを送っている。
現在打率2割7分4厘で200本安打まで残り24試合であと42本。
計算上は1試合1.75本のヒットを打てば200安打は可能…
言うのは簡単だけれど、毎試合のようにマルチヒットを重ねるって正直しんどい。
ここまで1試合平均打数4.2×残り試合数24試合=100.8
まぁ簡単に残りシーズンあと100の打数があると考えて、
年間安打数がちょうど200に到達したと仮定して打率を計算すると…
2割9分5厘!
200安打到達しても3割には届かない確率が高い。
もしメジャー移籍以来毎年達成したこの3割200安打が途切れる様な事があれば
来季は4割を目指して欲しい。と全く勝手な意見を言ってみたり。
単におファビのエゴです。

もう一つ、いちゃもんをつけるわけではございませんが
今度は出塁率に目を向けて見ましょう。
先ほども書いた通り、四球の少ないイチローさんは当然出塁率も低くなる。
今季ここまでの出塁率が3割1分2厘。
では現在ナショナルリーグの首位打者でメッツの1番打者レイエス。
こちらの選手の出塁率がここまで3割7分2厘。
一方アメリカンリーグの現在首位打者、レンジャーズのマイケル・ヤング。
こちらの選手の出塁率がここまで3割7分6厘。
その他にもブレーブスの1番打者で現在ナショナルリーグの盗塁王のボーンは
打率は2割9分9厘と3割を切ってしまったが出塁率は3割4分7厘。
ヤンキースの1番打者で現在アメリカンリーグの盗塁王のガードナーは
打率はイチローさんよりも低い2割6分9厘の低打率ながら
出塁率はここまで3割5分1厘とイチローを遥かに上回っている。。。

とここまで長々書いたわけですが、これを踏まえた上でこちら↓
11.11公開 『マネーボール』

【ストーリー】元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。あるとき、ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)というデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、「マネーボール理論」を作り上げる。しかし、「マネーボール理論」に対し選手や監督からは反発を受けてしまい……。

予告編の冒頭に出るこちらの文字↓↓↓
マネーボール理論とは…
評価は低いが出塁率の高い選手を起用することで
勝利する画期的な野球戦略


これでようやく日記タイトルとつながるかと。

先日観た同じくブラピ主演の『ツリー・オブ・ライフ』本編前の予告編で
こちらの『マネーボール』の予告編が流れた。
見た瞬間、なんかイチローさんを思い浮かべてしまったw
このオーナーならイチローさんどう使うんだろう…と。

この映画のPRで2年振り『ベンジャミン・バトン』の時以来で来日するらしい♪
あの時はアンジーも一緒に来日したが今回も連れてくるのかな?

『ツリー・オブ・ライフ』が期待外れだっただけに
この『マネーボール』はかなり期待したい。題材が題材だけに。


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