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【Liga 10/11 第13節】 FCバルセロナvsレアル・マドリー





FC Barcelona 5 - 0 Real Madrid
10′ Xavi
18′ Pedro
55′ David Villa
58′ David Villa
90+1′ Jeffrén



ひゃ~っひゃっひゃっひゃっひゃっひゃwwwwww

一日中笑いが止らんわけですが、世界中が煽るだけ煽って開戦した
10/11シーズンのエル・クラシコ@カンプ・ノウ。
前節バルサはアルメリアに0-8、一方のマドリーはビルバオに5-1で共に大勝。
ミッドウィークにはCL第5節でバルサもマドリーもフエラながら
両者とも危なげない勝ち方で勝利し、すでに決勝トーナメント進出も決めている。
ここまで絶好調の両チーム。しかも今季マドリーの監督はあのモウリーニョ。
ここで因縁の話をしだしたらきりがないので割愛しますがそりゃも~凄い関係性。
さらに選手に目を向ければ2010年のバロンドール候補がこのピッチに合計10名。
今季ここまでピチーチ争いのワン・ツーがCR7とレオ・メッシ。
(CRが14ゴール、レオが13ゴール。ここまで得点数を二桁に乗せているのもこの2人のみ)

こんな状況は世間が騒がないわけがない。
誰もがきっ抗した試合、90分間スペクタクルな戦いが展開されると…

しかし結果は5-0!!!!!シンコセロ!シンコセロ!!


試合は立ち上がり、解説の岡ちゃんも言ってた通り、
マドリーはスタメンのフォーメーションCGとは違い
両サイドはディ・マリアが左でCR7が右にポジショニング。
試合前のクライフ先生も言っていた注目の『ダニvsCR』ではなく
『ダニvsディ・マリア』。肉を切らして骨を断つってやつかと思いきや…
マドリーの最終ラインは右からセルヒオ・ラモス、中央はペペとリッキー・カルバーリョ、
んで左にマルセロ…でもういっこ左にディ・マリア!?
最初からディ・マリアは結構ダニさんについている感じ。
攻め込まれた時にマドリーの最終ラインを見てみると5バック気味になっていた。
やっぱり今のバルサを倒すには08/09のCLでのチェルシーのような戦い方、
あるいは09/10のモウリーニョインテルがやったような対策が一番手っ取り早いのか。。。
なんて考えているうちにあっちゅう間にバルサが先制!
イニエスタのスルーからチャビが決めてまずは1-0。
あの狭いスペース、狭い関門を通すにはあの強さしかないってくらいのスルー。
チャビの手前でマルセロに少しかかってはいたけどパスが弱ければ通ってなかったはず。
『色の白いは七難を隠す』とは言いますが、“色の白いドン君の強いパスは七難隠す”ですねw
つかそもそも今のバルサに“七難”も無いっすね。あっても精々一難くらいです。

その先制からわずか8分後の2点目のパスもやはり強かった。
今回は“色の白い”ではなく左に開いたビジャから。
もちろんサイドからのクロスだからある程度は低くて早いクロスは定石だけど
ここもペペの足に薄く当たってさらにカシージャスの懐を抜けて
中でフリーのペドロまでしっかり届いた。

前半20分でバルサが圧倒し2-0…
もちろんバルサを信じてましたが、こんなに強いとは。
虚勢を張って3-0や4-0と予想しても内心はクラシコはとにかく結果だと。
それがなんですかこの凄まじいまでのバルサの攻撃力。
今季ここまでマドリーと対戦したほとんどのチームが玉砕、
攻撃力もさることながらモウリーニョになって何よりも守備の安定こそが
ここまでのマドリー好調の屋台骨だったはず。
逆に言えばマドリーはカウンター狙いだっとしても、
バルサの中盤イニエスタ、チャビ、そして前線のペドロ、ビジャ、
そしてこの4人と絶妙な位置で動くメッシをあまりにも自由にさせてしまった。
前5人が縦横無尽にポジションチェンジ。
マドリーが捕まえ切れなかった、バルサが上回ったと言えばそれまでだけれど。。。

結局試合は前半2-0で折り返し、
後半モウリーニョがいかにチームを立て直すか…
そんなこともお構いなしで後半もバルサショーが展開され
55分メッシ→ビジャ、58分またもメッシ→ビジャで4-0。
これで完全に勝負あり、そしてモウリーニョもマドリーも打つ手無し。
結果的に今日のメッシは得点すらなかったもののお膳立ての役割。
全然“2人の主役の戦い”と言われた一方のCRは良いとこ全く無し。
ただ単にブレーキだったわけではなくこれもバルサのCR対策は万全だった。
CRが左右に動いてもほとんどの局面でカピタンがマッチアップだった。
ピケとカピタンのツーセンターだったわけだけど、やはりピケとのコンビは完璧。
ポジションを入れ替えても慌てることなくCRを完封。お見事カピタン!
もう一人マドリーで注目されていたエジルも全く仕事出来ずに後半早々ラスと交代。
予想スタメンではエジルではなくラス・ディアラなんて話もあったけど
初めからラスだったらまた違う展開になったんだろうか。
それとベンゼマではなくイグアインだったら。。。それもこれもタラレバか。

まぁこのまま黙っている相手と監督じゃないのは分かってます。
今季はまだベルナベウであと1回は戦うけど場合によってはCLでの対戦なんて事も…
昨シーズン、モウリーニョのインテルとCLのグループリーグで対戦した時は
フエラで0-0、カーサで1-0のスコアながら完璧に叩きのめしたけど
決勝トーナメント準決勝は全く違い展開でバルサがやられた事は忘れちゃいません。

それでも今日の戦いを見たら負ける気がしねぇ。
試合前のモザイクのメッセージ通り、バルサ全体に“愛”がみなぎってました。
ペップを小突いたCR7に食って掛かるバルサ戦士の“バルサ愛”。
見方選手が削られた時何度も最終ラインからすっ飛んで来て応戦するカピタンの“バルサ愛”。
交代選手でボーヤン、ジェフレンのカンテラーノをきっちり使うペップの“バルサ愛”。
そして最後はボーヤンのクロスをジェフレンがゴールし5点目を決め
ペップの起用に見事に応える2人の“バルサ愛”。

この日のカンプ・ノウは“愛”が渦巻いてましたw

とりあえず、オサスナ戦まではこのクラシコ圧勝の余韻に浸りたい♪

バルサファンの皆様、早朝の観戦お疲れっした!!


T'ESTIMO BARCA !


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