ここ数日暖かい。
息子から、
「カメが冬眠から覚めたらしい、見る?」
と言われた。
家の裏にある、池にカメを放す。
今日は、進水式? ん?浸水式? ??
お~ぅ・・・。池の端に、カメコーナーが新設されていた。
かわいいねぇ。
チャポ~ン。見ると、頭、手足を思いっきり伸ばしていた。
冬眠していたせいか、甲羅は大きくなっていなかった。
「カメ子ちゃん、おはよう~」
今年度も、5月から県で通訳Ⅰの講座が始まる。
当地域からも、10人弱の人が行くことになる。
当市では、手話奉仕員養成講座終了後、試験がある。
この試験に合格した人のみに、通訳Ⅰの受講資格がある。
(ただし、入講試験がある)
通訳Ⅰを学ぶ理由は、
①通訳者になりたいという人、
②いえいえ、通訳者になりたくはないが、手話がうまくなりたいだけ。
というふうに分かれていた。
う~ん・・・どっちもありかな・・・と思っていた。
しかし、今の合格者の様子を見ていると、
本当に狭き門になっているなと思う。
当県は合格率2割を切っている。
合格者も年々若くなっている。40代~50代前半。
①の人は、当市では、ほぼ30代~40代が数人。
②の人は60代中ごろが数人。
きれいに分かれた。
今までは、②の人に、聞かれると、
「通訳者になる、なんて今は思っていなくても、
とにかく行って学んでくることは大切だよ。
行けば絶対、知識が増える。
学ぶ場があるっていいことだよ。
手話技術だけではないことも得られるって思うよ。
年齢なんて関係ないよ、70才で合格した人もいるって聞いたよ」
と本気で言ってきた。
でも、ここ1~2年、様子を見ていると、
なんか違うかな?って思えてきた。
やはり①と思っている人だけが通うべきかな?
通訳者になりたいという強い気持ちが必要だと思う。
それには、年齢は関係ない。
目標を持ち、何歳でも、何度でも挑戦してほしい。
結果は問題ではないと思う。
でも、②の、
通訳者になんて(60代中頃だから)考えていないけど・・・。
とにかくどこまで行けるか、やってみたいんです。
今までは、②の人にも「がんばれ~」って言っていたけど、
今は、口には出してはいけない、何かがある。
う~ん・・・・・・・。
でも、でも・・・でも、
「手話ができる人が増えるって、どんな形でも良いことなのだろう」
とも・・・思う。