「生きるぼくら」


という本を読みました。


初めての原田マハさん作品です。



高校で壮絶ないじめを受けて、学校に行けなくなった


「人生」という名の青年。


派遣もアルバイトもうまくいかず、完全に引きこもりになってしまいます。



そんな人生を母親は「いつまでも待っているから。」と


仕事を二つ抱えながら家庭を守ります。



あるとき、人生のお母さんがが失踪します。


残されたのはわずかなお金と年賀状の束。


その中から、助けてくれる人を見つけなさいという


手紙。


母がかつて言った


「堂々と、自分の人生を、自分の好きなように生きなさい」


といった言葉を思い出し、



その中から昔大好きだった真朝おばあちゃん


からの年賀状をみつけ、おばあちゃんに会うため


ひきこもりから一転、蓼科へ向かいます。



たどり着いたと思ったら、麻朝おばあちゃんは認知症で


人生のことを思い出せず、


人生の父が再婚した相手の連れ子の


つぼみちゃんが、おばあちゃんの世話をしていたのでした。



おばあちゃんは自然農法で農業をしていたのですが、


自分の体験して得た知識を、人生や、つぼみちゃんに教えていきます。


人生は真朝おばあちゃんのを支えるため介護施設で清掃の仕事をしながら


徐々に、農業に惹かれて、それを通して


人生の、思いもよらなかった第二ステージが始まります。



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いや、なんだか、真朝おばあちゃんが素敵でした。


つぼみちゃんも色々あって対人恐怖症になってたし、


人生は上記のとおり・・・


案外、一番強かったのは二人を包み込んで見守っていた


真朝おばあちゃんだなと。


ページを追うごとに


色んな人たちが登場しておばあちゃんたちを助けてくれるのですが、


みんな良い人ばかりで


蓼科に来る前の人生を取り巻く暗さとのコントラストが


何とも言えず・・・


勇気を出して、一歩踏み出せてよかったね、と。


失踪した母と人生はどうなるのか、


そして、「人生」の人生は・・・



私みたいなおばさんが読むのもいいけど、


何となく、若者が


読んでみるのも面白いと思います。


なんとなく、生きてくヒントが


そこにあるかもしれないから・・・・・





原田マハさんの本の帯に桂南光さんの推薦文が


書いてあったので思わず買いました。


逆に言うと南光さんのがなければ買わなかったという・・・



アマゾンで買うのもいいけど、


書店で何気ない本との出会いもいいなと思いました。




長文、わかりにくかったらすみません・・・



読んでくれてありがとうございました。


m(_ _ )m