英会話の勉強の記録 -38ページ目

英会話の勉強の記録

英会話の勉強は停滞中です。

昔の知人と、電車の座席に並んで腰かけていた。

久しぶりに会えて泣きそうなほどうれしいし、連絡先を交換したいのに、

意気地のない私は黙ってうつむいていた。

知人は「久しぶりだね」「元気だった?」とかなんとか言っていたが

そんなことに相槌を打っている場合ではない。

内心、私は焦っていた。横眼で何度もあの人を盗み見た。

どこの駅でお別れすることになるのか分からないので

それまでの間にどうにかして連絡先を聞き出さなければいけない。

でも、断られたらどうしよう?迷惑だと思われたら?

まるで私があの人のことをいまだに好きみたいじゃない?

ストーカー気質があると思われたらどうしよう?

矮小で子供じみた複数の感情が入り乱れて素直になれない。

するとあの人が「そういえばね」と言いにくそうに口を開いた。

「新作の映画が完成したんだ。

チラシを送ろうと思ったんだけど、連絡先がわからなくて」と続けた。

 

な、、、新作の映画だと!?

 

これにはさすがの私も黙っていられず、あの人を凝視しながら、

「新作の映画ですか?」と意味のない質問をした。

「うん。住所は知ってたから、いきなり送ることもできたんだけどね」

あの人は困った顔をした。

その困った顔を見た瞬間、私は「いらないです」と即答した。

気まずい。

チラシがほしいか聞かれてもいないのに、

いらないと即答したせいで、重かった空気がさらに重くなった。

ていうか、いらなくない。めっちゃ欲しい。

そして欲しいのはチラシだけじゃない。

お前の連絡先がいちばんほしいんじゃ!!!

そして上映会にも行きたい。やっぱりチラシをもらおう。

その時に自然な流れで連絡先を交換できるかもしれない。

 

「あ、やっぱりほしいです・・・」

 

するとあの人は「ごめんね。チラシはもうないんだ」と言った。

そして電車はどこかの駅でとまり、あの人は軽く会釈をして電車を降りた。

電車のドアが閉まると、ドア越しに私を見て、笑顔で手を振ってくれた。

 

私は恨めしそうに、上目遣いであの人をにらみつけていた。

 

くそっ!連絡先が!!

 

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この夢の、いちばん悪い点は、私が自分のことしか考えてないこと。

連絡先を知りたいだとか、断られたら恥ずかしいだとか

そんなことより、大事にしなければいけないのは、この場の空気。

居心地の良い空気にしてあげること。楽しい時間にしてあげること。

人として、当たり前のことが、できてない。

そんな自分に嫌気がさした。

本当に嫌な夢だった。

 

今の私なら「お久しぶりです!」から始まって「お元気でしたか」

「この辺りにお住まいなんですか?」「まだ自主映画は制作されてるんですか」

「新作があるんですか!見たいです!」「あ、もしよかったらLINEでも」

「私も結婚して主婦になりました」と聞かれてもいない情報を出すことで

変な意味ではないことを分からせつつ・・・連絡先をGETできたはず涙