フーニィの覚え書き

フーニィの覚え書き

自分の好きな物、事、人について書いてみようと思ってます。日記か覚え書きのようなもの、のんびり始めていきます。

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2021-22シーズンのかなだいの挑戦は終了しました。大輔さん関連の話題は、何かあるといろいろな方がいっせいに素敵なつぶやきやら文章をお書きになり、それを「そうだよね!まさにわたしの言いたいことはそれ!」と読んでるうちに気が済んでしまい、「ま、いっか。次の機会で」で結局何も書かないで終わる、みたいなことの繰り返しで、自分では何も書いてないことに気づきました…。(今さら?) で、ちゃんと記しておこうと思い至りまして。分析とか検証とかは出来ないので、単なる感想です。


リズムダンス「Soran Bushi & Koto」

選曲や振付の一部を公開した映像を見ただけで、ゾクゾクしました。何か今までにないものができるんじゃないかという期待でです。和とヒップホップを取り入れた、1回見ただけで印象に残るプログラム。まさに「かなだい」という個性的な作品になりました。ひいき目抜きに考えても注目が集まったんじゃないでしょうか。「アーバンダンスリズム」でパパシゼのように新しいダンスを取り入れていた組もありましたが、無難にディスコダンスみたいな組もけっこう多かった気がします。そんな中、ヒップホップ、しかも和、は斬新でした。やっぱり陸ダンスの方のアイディアを取り入れていかないと、トレンドに乗り遅れた感じがしてしまうのかな、とも思ったり。そして今回世界ジュニアも見たのですが、個人的にはシニアよりジュニアの方が自然にこなしてた気がします。

衣装も良かったです。ただキモノっぽいのではなく、そういう要素も取り入れつつスタイリッシュでモダンな感じ。二人のヘアスタイルも良かったな。そういうところまでこだわるのも、シングル時代の髙橋大輔からずっと続いてますね。赤黒は試合の白いリンクに映えてカッコ良かったけど、ショーには白が合ってましたね。白い布の下に重ねたあのグレーの模様の入った布が透けて見えて、なんてオシャレなの?と思いましたよ。このプログラムでの二人が漁師と遊女と評している方もいらっしゃいましたが、わたしは二人でひとつの生き物のように思えて、白の衣装だとますますその印象が強くなってたように感じられてこっちがお気に入りでした💕。

残念ながら、全日本以降ミスが続いてしまいましたが、スターズオンアイスで完成した気がします。二人のかっこ良さ全開でした❣️


フリーダンス「ラ・バヤデール」

2シーズンめとなるこのプログラムですが、先シーズンとはいろいろ変わっていて、全然違うものになってましたね。いちばん違うのは、先シーズンは「初コンクール、ドキドキ」みたいだったのが、2シーズンめ「わたし達プリンシパルですがなにか?」な感じを醸し出してたことでは。衣装も初々しい感じ(特に哉中ちゃんの)から、よりゴージャスな印象に変わってました。大輔さんがズエワ先生の命によりメイクをばっちりしてたので、よりバレエダンサー感が増し増しでしたよね。リフト時などの哉中ちゃんのポジションがよりきれいになっていたけど、それは大輔さんの肉体改造やリフト技術の向上があってのことなんだろうなと思うと感慨深いです。2シーズン続けたからこその二人の進化を目の当たりにできたプログラムでした。自分のせいで命を落とした恋人ニキヤ、ダメダメなソロルが阿片に溺れて幸せだった頃の二人の幻想にひたっているシーンなので、最っ高に美しく魅力的なニキヤと彼女と踊るこの上なく幸せなソロル、その雰囲気がよく出てました。ツイズルのひとつめとふたつめの間のところとか、コレオステップの哉中ちゃんがポーズをとった横で大輔さんだ膝をついて哉中ちゃんの方に腕を伸ばすところとか、ちょいちょい感じられる「見て見て!ボクのニキヤきれいでしょう?」的なところがツボです😊。二人の優雅さ、美しさが堪能できました‼️


結成2シーズンめに世界選手権出場、フリー進出を果たし、総合16位となったのは、すごいことではないでしょうか?それもベストな演技でこの成績、ではなくて、ミスがあってのこと、つまりは伸び代だらけです。どこまで行けるのかもう少し見てたいな、と思ってたら2022-23シーズンも続けてくれると聞いて嬉しかったです。かなだいのお二人は、客観的に自分達を見て、他のカップルを見て、ちゃんと分析出来ていますよね。もともと大輔さんはシングル時代から冷静にライバル達を見て、その魅力や長所、能力を把握されていました。見え過ぎてつらいのでは?と思うほどに。ナビゲーター時代には、驚くほどその分析能力を発揮されていましたし。試合後のインタビューなどでも、二人ともより向上するための課題をあげていました。プログラムを変え過ぎたのでは、という話も目にしたのですが、2シーズンめでできることが日々増えているので、貪欲に取り入れていったためこうなったのでしょう。

3シーズンめも期待しかありません‼️よ‼️


2022-23ははたしてどんなプログラムを披露してくれるのでしょうか?楽しみです♪

2021-22はヒップホップを含むアーバンダンスリズム、

2022-23はラテン、

髙橋大輔がアイスダンスに来るのなら、とISUが期待を込めて選んだのだとわたしは勝手に思ってます😁。

哉中ちゃんの選曲のセンスは素晴らしいのでお披露目の日を待ってます🥰。



「M.バタフライ」再演のニュースを見ました。

昔、劇団四季で上演された時何回か観たな〜。

な、懐かしい〜。

と思ったら‼️

日本で上演されるのは32年ぶりとか…😱⁉︎

そ、そんなに前ですか???

😰…時の流れの早さよ。恐ろしい…。


当時のキャストは、京劇女優役が市村正親さん、彼女に恋してしまうフランス外交官役が日下武史さんという演技派二人の共演で見応えありました。細身の市村さんがあのメイクをするとなかなか映えて美しかったのを覚えてます。こんな話あり得ない、と思っても、実際にあった事件を元に書かれた戯曲なんですよね。ストーリー展開にどんどん引き込まれていって、ラストも衝撃的でした。


今回は岡本圭人さんと内野聖陽さんだそうです。

「内野聖陽、岡本圭人ら出演 戯曲『M.バタフライ』32年ぶりの日本上演が決定」

というニュースのタイトルを見た時に、「え?内野さんが京劇女優役?」となぜ思ったんだろうか?わたし。写真見て即、違うと分かりましたし、どうしてそう思ったのか自分でも謎です。ケンジをやってたからだろうか?う〜ん。

お二人とも舞台で拝見したことはないのですが(たぶん💦、お父様の岡本健一さんは舞台で何度も観てますが😅)、岡本圭人さんは美しいソン・リリンを見せてくれそうですね。内野さんは演技力のある方ですし。32年ぶりに今上演することに何か意味のある演出になるんだろうか?

久しぶりにキャストありき(浦井くんが出るから〜てことです)、ではなく芝居そのものに興味を持って観に行きたくなりました。時間とチケットがあれば!



終わりましたね。北京五輪。


個人的にはいろいろなモヤモヤが残る五輪になってしまいましたが。

でも!そんな中、選手たちは素晴らしい演技を見せてくれました。


まずは団体戦の初メダル🥉

出場の皆さま、おめでとうございます。

それぞれが自分のできることをきっちりやりきったことが、この結果に結びついたのだと思います。特に今回はペアが大躍進❗️それが順位に表れたんでしょうね。男女シングル揃ってレベルが高かったのも強みでした。

そして!個人戦では、

鍵山優真選手、銀メダル🥈

宇野昌磨選手、銅メダル🥉

坂本花織選手、銅メダル🥉

おめでとうございます❗️

鍵山くん、なんか強かったですね〜。見ていて失敗する気がしませんでした。今回もキスクラでの喜びかたがとーってもカワイかったのと、鍵山コーチが目を見開いて点数を見直してるのもカワイかったです!微笑ましいですね。このまま真っ直ぐに成長していって欲しいです、スケートも人間としても。昌磨くんという先輩が近くにいるから大丈夫かな。

昌磨くんは、実に昌磨くんらしい攻めた演技でした。あれだけの高難度のジャンプをこの場で揃えてきたのもすごかった。ステファンとの関係性も良いことがうかがわれます。そしてネイサンや鍵山くんへの言葉を聞くと、本当に尊敬してしまいます。アスリートとして、なにより人間として素晴らしいと思います。かおちゃんも、パーフェクトな演技ができてメダルも取れて良かった!元気なかおちゃんもいつの間にか大人っぽいお嬢さんになってて、ますますカッコ良くなって!ロシア選手を悪く言うつもりではないですが、ショートのラストの方でロシア選手が続き、折れそうに細い身体で、高得点を取るために(言い方悪いですが)忙しなく動いている演技を見てから最終滑走のかおちゃんを見た時、そのスケールの大きさと雄大さに目が覚める思いでした。メダルには届かなかったけど、新葉ちゃんもショート、フリーともにトリプルアクセル成功おめでとうございます。実は昔は新葉ちゃん少しニガテだったんですけど、ここ数年とても頑張っている姿を見て、表現もすっかりよくなってきて、応援するようになってました。ショートのしっとりした雰囲気と、フリーの躍動感。メリハリが効いててよかったです。愛菜ちゃんもがんばった。ただ、いかにせん経験値が足りなかったかな。泣いて謝る必要なんかないよ、と言いたかった。

4年に1度の「五輪」。アスリートたちは様々な大会で経験を積み、ここへの出場を目指して精進しています。アスリート人生の区切りにする選手も多いです。その場を若手の「経験」の場にしてしまうのは、ずっと目指していた選手たちにも若手選手にも不誠実なんではないか、と思うのですが。

りくりゅうには感動しました。木原くんの今までの苦労を思うと、りくちゃんという相性ぴったりのパートナーが見つかって、結果も出せて、さらに未来への希望も感じられる現在があって本当によかったね、と言いたいです。

そしてネイサン・チェン選手、金メダル🥇おめでとうございます。実力をふつうに発揮できれば金メダルだと思ってたので、そうなって嬉しいです。もっとネイサンの演技も観ていたい気はするんですけど、ご本人の将来を考えれば…うーん😢


個人的には、トリノ五輪は荒川さんが金メダルを取った後に、その金メダル騒ぎで演技を見て久しぶりにフィギュアを見ようかな、と思った大会でした。だから大輔さんに関しても、男子シングルには高橋大輔選手が出ていた、ということくらいしか知りませんでした。その後に大輔さんに落ち、再びフィギュアスケート漬けとなり、バンクーバー、ソチはどっぷりハマって大輔さんを見ていました。気持ちはずいぶんと違いましたけど。平昌は取材側として参加していた大輔さんとともにフィギュアを見て楽しみました。アイスダンス転向後、北京五輪を目指すと聞いて、もう勝手に出るものだとわたしは思ってました😅。特に今シーズンに入ってからは半ば確信を持っていました(勝手に、です)。なので、出られないということを納得できない自分がいました。どんな気持ちでこの五輪を見たら?とも思ってましたが、上記選手たちの頑張りは素直に応援できましたし、楽しんで見ることができました。

まあ…一部を除いては、ですけど。


もちろん、アイスダンスは期待を持って見てましたよ。みんな個性的で見てて楽しいですね。

アイスダンスの解説、以前から宮本賢二さんには不満がありました。たぶん、どのカップルにも良いところを褒めようというスタンスだと思うんですけど、じゃあ相対的にどこが違うから成績の上下に繋がるのかが全然分からないんです。さらに北京五輪の選考、五輪中の解説で特定の組への肩入れがひどく冷静な解説ができていませんでした。内容も五輪しか見ないような層にアイスダンスの魅力をアピールできていたかと言えば???伝わっていなかったでしょうね。どういうことができれば上手いのか、この選手の点数が伸びないのはどこが問題なのか?分かってくれば見てても面白くなってくると思うんですけど、分からないままこれは高得点、これは違う、と結果のみを突きつけられても…。少なくともわたしは興味が失せてしまいます。わたしは以前からアイスダンスは好きでよく見てましたが、それは技術的なことは何も分からず完全に好き嫌いのみで見てました。だから好きなカップルは見るけど、興味のないカップルはいつまでも覚えられないまま。好きなカップルが引退したら、アイスダンス自体への熱量も下がってしまいました。かなだい結成で再度アイスダンスへの興味が急上昇、そうなるとどういう点が評価の上下に繋がるのか、とても知りたくなりました。それとともにいろんなカップルの演技や個性に魅力を感じるようになり、アイスダンスそのものへの魅力にますますはまっています。出場した日本カップルには宮本さんは良かったですと言ってたけど、ならなぜあの点数なのか?全然わかりませんよね。選手本人たちもなぜ点数が伸びないのか?むしろ不満そうでしたが、なのにフリーに進めないことに悔しそうなところが感じられなかったのも不思議でした。練習拠点には世界のトップ選手が勢揃い、普段からそういう組を見ていたら、トップに行くには何が必要なのか?自分たちには何が足りないのか?ひしひしと感じられて刺激的ではないのでしょうか?


大輔さんはシングル時代から他人の良いところはいくらでも挙げられて、自分の足りないところもまたいくらでも言える、そんなところがありました。つまりは冷静に自己分析ができて、何が必要なのかも理解していて、それゆえに向上し続けられたのだと思います。転向してからもそれは変わらず、ズエワ先生という素晴らしい指導者の元で、アイスダンスに必要な技術を次々に身につけ、着々と現在も成長できているのでしょう。

…まあ、そういうことでしょうか?


五輪でかなだいを見たかった、という気持ちはどうしても消せませんが。出場自体で満足するお二人でもないし。この悔しい経験をバネにますます素敵なカップルに成長すると確信しています‼️

3月の世界選手権、おフランスでの開催、アイスダンスは最終種目です!どんな大会になるか、大きな期待とそれ以上のドキドキ💓と。

あと1か月、長いような短いような、ですね。

楽しみに待ちましょう❣️