4月から、私も指導させていただくクラスが変わりました。

土曜日の児童科さん、中等科さんのクラスを新たに担当させていただき、

子供たちからたくさんのことを学びます。

現在土曜日のNHK夜のドラマで「トップセールス」という番組が放映されています。

内容は、まだ企業が男性中心社会だったころの昭和49年。大企業の女性社員から

自動車販売会社に転職し、様々な困難を乗り越えてトップセールスへとかけのぼり、

外車のセールスに転じてのちに社長にまでなる女性の一代記を描いたものです。

先日、そのドラマの中で「御用聞き」という言葉を耳にしました。

恥ずかしながらはじめてその意味を知ったのですが、

いわゆる「サザエさんの三河屋さん」です。

でもこの言葉からたくさんのヒントを得た感じがします。

御用聞きという言葉で表現したら少し大げさかもしれませんが、

相手が何を求めているか、相手はどうしてほしいのか、『喜ぶことを考える』ことは

仕事だけでなく、何にでも共通することかなと思いました。

バレエでも、生徒さんは何を求めているのかと考えることは、一人ひとりに目を向けて

生徒さん自身を考えられることにつながるのではないかと思います。

まずは受け止めること、そして自分に何ができるか考えて実行すること。

その上で、バレエの美しさ、音楽で踊ることの楽しさ、感性を育てることを伝えることが

できたら最高だなと。

目標です。