春にはあったかくなってお花が咲く。

       空のずっと遠くには宇宙がある。

       地球はまわってる。

   

  


       ってゆうのがもし、



       全部ウソだったらどうしよう?



       って時々思うんだ。



       ぼくがここにいて、旅をして、日記を書いてるのも

       全部夢の中のお話だったら?













       今日ね、ニンジンを上からじーっと見たんだ。





             
          ぼく、シェブラーシカ。



         こんなによく見たことなかったけど、

         じっとこっちを見てるみたいだね。











       キャベツにお水をのせてみりもしたんだ。


 

          
           ぼく、シェブラーシカ。


          こんなにキレイなんだね。








          楽器もいろんな角度から見たよ。



            
           ぼく、シェブラーシカ。



          なんかお行儀がいいね!

          みんなぴしっとならんで。






           
          ぼく、シェブラーシカ。

         仲良しなのかなぁ? 

         









        いつも見てる物も。



    

            


           ぼく、シェブラーシカ。


         嬉しいことがあったのかな?

         それともビックリしてるのかな?





           
          ぼく、シェブラーシカ。


         シャーペンの上だよ。

         ずいぶんきれいな黒い丸なんだ!








         いろんなものがあって、

         いろんな形をしてて、

         

         ぼくは毎日見てるから、



         『きっとこうだ』

     

         って決めつけちゃってた。



         ニンジンのことくらい、

         トイレの形くらい、

         きっと君の事、なんでも知ってるって思ってた。


          

         でもたぶん、半分も知らないんだろうな。




          

          


         今でもわかんないよ。

         わからないことがいっぱいだよ。



       そこにあるものは、ぼくに何を伝えたいのかな?

       君の、本当の気持ちはどんな形をしているのかな?



         ニンジンくん、

         キャベツちゃん、

         そして君。 



         わからなくてぐちゃぐちゃになってしまうけど、


            

         今はぼくのこと忘れてくれていいんだ。


           


          だってぼくの背中には・・・



          
           ぼく、シェブラーシカ。

         

          チャックがあるんだ。




         


       まゆげも良く見ると



            
           ぼく、シェブラーシカ。


       こんなにちっちゃいんだよ。





       知ってた?





       


       ぼくが君の本当の形を知って、

       君がぼくの本当の形をみつけたら、



       また一緒に笑いたいな。

       また一緒に歩きたいな。



       だから今はぼくをいっぱい忘れてね。



          


              



            
           ぼく、シェブラーシカ。

      












           
             ぼく、シェブラーシカ。