音楽畑から演劇畑にやって参りましたMiSAKiですがごきげんよう。



先日の現場でグランドピアノが用意されました。
打ち合わせの合間の無駄話で
「ピアノ弾けますか?」
とのご質問。


「昔は。今は指がまったく動きません」
とお答えしましたが、


ええ、
動かないんですよ。
すげえんですよこの感覚。

面白いほど動かない感を思い知るのですよ。




私の扱える楽器はピアノのみです。
そのピアノが弾けないんですから現在は楽器を扱えないとするのが正しいのだと思います。


音楽畑にいたと言うのは歌からです。
基本童謡民謡です。
日本イギリスアメリカイタリア…

童謡とか民謡っつうのは数え切れませんな。



ソロと伴奏をやってた関係で個人レッスンを辞めても音楽から離れられませんでした。
離れたらセイセイするわーと思っていたらそのまま演劇の世界に足を踏み入れ、
うかうかとステージ歴が同年代の人より長いということになってしまったわけなのです。



実家から出る時にピアノは弾いていなさいと幼少時にはオルガン、
思春期には電子ピアノを宛がわれました。


無論練習嫌いの私は申し訳程度しか弾きません。
てへ★



そのくせ伴奏をお任せ頂くのは好き。
これは後年の分析で、
使う必要のある曲を弾くのは割に合う、
という感覚のよう。


スキルアップのための誰に聴かせる訳でも得にもならないレッスンは嫌いで嫌いで仕方なかった模様。




それでも1週間に弾かない日はなく、
かろうじて指は動いていた訳ですが、

数ヶ月から数年単位で鍵盤をほったらかす私の指は恥ずかしいくらいに今全く動きません。




ということを現場で反省し、
耳にイヤホン、
指は音楽を聴音して動かす、
ということを久々に始めております。




見た目うっとおしいだろうなァと思いつつ。


ピアノを弾くまでの時間はとれませんが、
なんか、
楽器を捨て置かない感覚だけは地味に取り戻し始めました。




歌の方は素振りできないので難しいですなァ。

ピアノか声楽で音大に入ろうとしたことを一瞬思いだし、
ものすごい赤面をしました。

あー。
この赤面っぷりはなかなか。



当時のコールユーブンゲンとか欲しい人いたら参考までにお見せできます。
今のと大して変わりないんでしょうけど、
受験生は今年出版のものを買うべきだ。



懐かしさに浸りたい方と20年ほど前の資料に飢えてる指導者さんはお貸しできまっせ。