『8月6日は何の日だ?』
店で高校生に聞いてみる。これ、毎年のこと。
『ハムの日かな』なんて答える子もいたりした。
今年は約四割の子が『広島原爆投下の日』と答えた。去年より少し多いが、今年は当日に聞いたせいかもしれない。
戦争が終わって65年か。
俺は今年51歳になったが、小学生の時、親戚の叔父さんから戦争の話を聞いた。
叔父さんは
15歳で志願して兵隊さんになり、大陸へ出征して行ったこと。
戦場で仲間がすぐ横で被弾して死んでしまうこと。それを放置しなければならなかったこと。
シベリアで捕虜になったこと。捕虜仲間が次々と死んでいったこと。
いろいろ話してくれた。聞かせてくれた。
俺達は、確かにちゃんと聞いたはずだ。
しかしながら、今、『ハムの日』と子供達が答えるのは、俺達、今の大人が聞かせてないわけで…。
思うんだが…聞かせてない、てことは『無責任』なんじゃないか。
子供が小学生になったら広島へ連れていく。
これは俺が子育ての途中で決めたことで、実際連れていった。息子はそのことを夏休みの作文にしてた。
手前みそながら、そういうことは大事だと思う。この国に生まれたものとして、大事だと思う。
そういう大人の責任は大きいんだ、と思う。
毎年、そう思う。
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