妊娠中に無性に食べたくなるもの。
1位 フライドポテト
2位 トマト
3位 アイスクリーム
こんなかんじらしい。

ふーん、フライドポテト。。。
味覚がジャンキーになるのはわかる気がするけど、そんなにフライドポテトおいしく感じない。食べやすいな…くらい。でもわかる。

それより、トマト!
寝ても覚めてもトマトが食べたい。
夏なら冷麺、素麺に毎日トマトとキュウリをわんさかのせて食べたろうに。
そういえばなぜ冷麺は夏以外は店に出ないのか。この気持ちにぶち当たり声をあげた人がいることを最近知った。しかも偉大な方々。涙。

以下はWikipediaから。
1975年に山下洋輔が冬に冷やし中華を食べられないことを憤慨し、筒井康隆やタモリ等と共に「全日本冷し中華愛好会」という団体を立ち上げ、「冷し中華祭り」を開催。会報「冷し中華」を発行。その内容は『空飛ぶ冷し中華』(住宅新報社 1977年4月)『空飛ぶ冷し中華 part2』(住宅新報社 1978年6月)という本にまとめられた。執筆者は、山下洋輔、筒井康隆、赤瀬川原平、タモリ、赤塚不二夫など。

山下洋輔をまた好きになった。
でも今までもやっぱり夏が終わると冷麺はなかなか食べられない。全日本冷やし中華愛好会は今現在活動されてないの?どうなの?秋冬はやっぱり食べられないの?涙。焼肉屋さん韓国料理屋さんに行けばきっとあるけど、コンビニやスーパーマーケットではやっぱりない。1人で焼肉屋さん韓国料理屋さんに行くのはさすがの私も嫌。コンビニやスーパーマーケットにあるみずみずしいトマトとキュウリをわんさかのせたい。コンビニやスーパーマーケット、やっぱりない。いや、あるのかなぁ。明日はスーパーマーケットを巡ってみよう。冷麺に会いたい。食べたい。トマトとキュウリをわんさかのせたい。想像すればするほど、冷麺ほど完全形の色味はないような気持ちになる。トマトの赤、キュウリの緑、タマゴの黄、キクラゲの茶、ハムの桃… 完璧!完璧すぎる!おいしすぎる!おいしい!!

こんなかんじの生活。
寝ても覚めてもトマトを食べるたび夏を想う。秋冬が旬の無性に食べたくなるものはないのかなぁ。
スーパーマーケットの野菜陳列棚のまえで、
エシャロットがおいしいと旦那が言い、
白い球根が数個束ねてあるものを
買い物カゴに入れた。
エシャロットという野菜を私はそのとき初めて知った。
恥ずかしいことなのか不安になった。
エシャロットという単語を
赤いタマネギのことだと今まで思い込んでいた自分が混乱しはじめた。
そのエシャロットはどうやって食べるものなのか聞くと
生でそのまま味噌をつけると言う。
シャキシャキしてビールが進むと言う。
タマネギのようでネギのようで。
おいしいとにかく。
おいしいんだ。
旦那の口と目はもう異なる動きをしている。
ラディッシュのようなものかと聞くと
こっちを見ずに うん、言った。


食べてみた。
苦い。
もっとおいしかったと旦那は言う。
私は初めて食べるのでよくわからない。
よくわからないけどビールと合うのはよくわかった。


それからラディッシュを見かけることはなかった。
意識からなくなっていたからか
スーパーマーケットでただあれから
陳列されていなかったからか
よくわからないが見なかった。


それが今日の夕方、
白い球根が目に飛び込んできた。
エシャロットとタグがしてある。
スーパーマーケットの
地元農家野菜コーナーで。
つるつる。白い。きれい。
思わす買い物カゴに入れた。


食べてみた。
おいしい。
たぶん、旦那がおいしいと思い出したエシャロットはこれだ。
野菜はなんでもものによって味がぜんぜんちがう。
エシャロットもしかり。


エシャロットの好感度が高くなったので
いそいそとエシャロットをWikipediaに入力した。


エシャロットとは。。。
日本でエシャレットの商品名で販売されているほとんどの物が、生食用に軟白栽培されたラッキョウ(Allium bakeri)である。
この一年物の早獲りラッキョウに「エシャレット」という商品名を命名したのは東京築地の青果卸業者である。名付け親である青果卸業担当者は『「根ラッキョウ」の商品名では売れないと思ったのでお洒落な商品名を付けた』と語っている。「エシャレット」が商品化された1955年頃はまだ日本で本物のエシャロットが一般的でなかったので問題はなかった。しかし今となっては非常に紛らわしい。日本では殆どの者がこれをフランス料理で使用される本物のエシャロットと混同している。同じネギ属の同属異種植物ではあるが、エシャロットとラッキョウでは見た目も味も違う。 日本では、単に「エシャロット」というと、この根らっきょう(エシャレット)を指すことが多いので、本物がほしい場合は「ベルギー・エシャロット」などと表示されているものを選ぶ。


あ!

らっきょう。
読んで初めてらっきょうと知った。
知れば知るほどらっきょう。
見た目にも味にもらっきょう。

らっきょうとは、酢漬けにしたものをらっきょうとばかり思っていたし
らっきょうにネギみたいな葉が生えているイメージはなかった。

エシャロットはお洒落で
根らっきょうは売れない。

なるほど。。。。
たしかに。
旦那のなまえがもし今のなまえではなくて
もうひとつの候補のなまえだったら
結婚どころか付き合うことさえしなかっただろうなと
素直にスルスルと思ったことがある。
青果卸業者さんの気持ちは許したい。
でもやっぱり、はじめからちゃんと
根らっきょうと言って欲しかった。
やっぱり。
食べてすぐにらっきょうと
わからなかった自分に愕然。
やっぱりこれから私は
根らっきょうと呼ぶことにします。

ネリモノが小さなころから本当に好き。
チクワ、ハンペン、カクフ、カマボコ。
好きと意識しないほどに好き。
言葉にしないくらいあたりまえに
小さな頃から好き。
だからたぶんお父さんもお母さんも知らないで。
妹だけは左隣で気づいていたかもしれない。


スーパーマーケットでは今日も思う。
ネリモノのなまえは曖昧。
これとこれはちがうのに
どちらもハンペン?
色も形も味もちがうでしょう?


ネリモノは、たぶん、
なまえザックリしていて地方色が濃い。
食卓事情も、地方色が強い。


意識しないほどに旦那が
日々生活に色濃くなる。
私の生活。旦那の生活。


石巻市の白謙さんのササカマは
ササカマ業界でいちばんおいしい。
ネリモノランクの王様。
震災にも機械は生き残ってくださって
おばあちゃんのお葬式にも
ササカマは振る舞われることができた。

そんな石巻市で自己形成された旦那。
王様。
意識しないほどに。
言葉にしないほどに。


結婚しました。
今夜の食卓。
1、紀文の白ハンペンを四つ切りにして
まんなかに切れ目を入れる。
2、味噌と刻み葱とみりんを
まぜたものと、ハンペンの切れ目に
塗りこむ。
3、ハンペンの切れ目にチーズを挟む。
4、胡麻油をひいたフライパンで
キツネ色になるくらい焼く。


ビールによく合います。