日中夜駆けずり回ったその橋も

今は白々とした景色に崩れ落ちて間も無く

されど少年は木の実生る場所に選ばれる為

両足を悪戯に走らせるばかり

風よ吹け

祈り届かずとも飛べ


一瞬でも大地と決別したのち

その空へ手が霞める様な錯覚に酔いしれて。